冒頭の写真作品に写る本の著者、渡部昇一氏(84歳)は、右派保守論客の大御所として著名な学者(上智大名誉教授、英文学者、評論家)です。 かつ私の軽蔑すべき学者の代表格でもあります。
またこの写真かと呆れる人もいるでしょう。 確かにもう五回は登場しています。
ただ、9月11日の記事《 私の写真作品 特に気に入っている一枚 》の続編として、生涯に撮った写真の中で最も思い入れのある作品、さらにこのブログの趣旨をズバリ示す画像として改めて載せたいと考えました。
撮影機材:ニコン COOLPIX S8100
この一枚を得るために尋常でない緊張感を経験しました。 昔なら確実に「不敬罪」という犯罪になる行為を、まさに天皇の住居の前で、衆人環視の中で行なう、冷や汗ものです。
場所が場所だけに、警備する複数の警察官の険しい視線を浴び続けました。 天皇賛美本(後述)のカバー(そこには天皇家の家紋「菊花紋章」が印刷されている)を踏みつけて破り、納得の画像を得るための準備と百カット以上の撮影に三時間も怪しげな行動をする。 不審者と疑われるに違いない、すぐ近くに警察官詰所もある。
さらに、一般の見学者からの訝し気な眼差し、好奇の目、狂信的な天皇崇拝者や強面の右翼の輩がいないかに怯えました。
と同時に、滑稽さも感じました。 直立不動で皇居に向いて敬礼したり、深々とお辞儀をする人たちがいる一方で、真反対のことをしている自分のいる光景に。
意図して皇居前で「菊花紋章」を踏みつけ引き裂き、わざと傾けて撮影した画像。 撮影した百カット余りの中から最良のものを選んだのですが、踏みつけた足跡がはっきり写らなかったのが悔やまれます。
戦前なら、展示を拒否されたか、展示できても不敬罪で主催者もろとも官憲に捕まりひどい目に遭わされ、さらに「非国民」と周囲から罵られたでしょう。
展示会場では、花鳥風月に親しむ美しい系の写真が多い中、一品だけ趣きの違うこの特異な写真に、結構多くの人が長時間足を止めて、しげしげと観察するように見てくれていました。
この渡部昇一氏、1980年に「週刊文春」誌上の連載エッセーで、小説家大西巨人氏に対し、息子二人が血友病であり高額な医療費助成がなされていることにかみつき、「第一子が遺伝病であれば第二子を控えるのが社会に対する神聖な義務ではないか」と主張し、大きな論争を巻き起こしました。⇒ http://www.livingroom.ne.jp/db/h003.htm
過去にナチス・ヒトラーが行なった優性保護政策(=障害者や悪性の遺伝形質を持つ者を抹殺・強制断種する)を肯定的に評価できる面もあると主張する、とんでもない御仁です。
最近は老齢のせいか、理論的な思考を欠いた情緒的な言説が目立ちます。
この本でも結局、同氏は、皇室の尊いことが自明の理や公理であるように捉え、むしろその結果として、天皇が神話時代にも遡れる男系の万世一系で、現在まで一度も途切れず世襲されてきたと言っているに過ぎません。(なお「万世一系」は、そもそも歴史学的にも科学的にも立証不可能で、信じたい者が信じているだけ、という性質のものです。)
要は、皇室は尊ぶべきものだという独断的思い込みを書き連ねるのみで、肝心の 「なぜ尊いのか」の「なぜ」の証明が全くなされていないのです。
あまりにくだらない本だったので腹立たしくなり、それにふさわしい場所=皇居前で破り捨てて、記念写真におさめることを思い立ったわけです。
※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
《 私の写真作品 特に気に入っている一枚 「皇居前にて 『皇室は本当に尊いのか』」 》
今回の安保法制反対デモと1960年安保闘争
やはり登場した大御所、大江健三郎氏 近年は本業の小説より市民運動にご執心のようです。 石田純一氏 結構まともなことを言ってましたが「戦争は文化ではありません!」には笑える。 今回の安保法制反対デモ、55年前の1960年の安保闘争と比べると、格段に真剣さに欠け、レジャー感覚で参加して騒いでいるのも多いようです(もちろん確固たる強い信念を持ち参加している人もいます)。 1960年の安保闘争(日米安全保障条約改定反対闘争) 国会議事堂を取り囲むデモ隊 © 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
茂木健一郎氏 デモに便乗してお得意の「アハ体験」か?
さらに規模も比較にならないほど小さい。こんな程度のものが「国民の民意」として、国会議員による議決を覆えすようなことがあれば、それこそ「議会制」民主主義の否定です。
したがって国会は、絶対にこんな低レベルのデモに目をくれるべきではありません。 もっとも今のところ、安倍晋三首相も全く気にしている様子はありませんが。
一番上の画像の変なオジサンは、あの胡散臭い自称脳科学者の茂木健一郎氏です。
何やら妙な歌を叫んで、はしゃいでいます。 デモに意味なく参加して騒ぐのも、脳を活性化する同氏の売り物「アハ体験」なのでしょうか。 むしろデモに便乗して、マスメディアをちゃっかり利用しようという魂胆のようです。
大江健三郎氏が姿を現すのは、いつもの決まり事として分かりますが、さらに、何を思ったか、俳優の石田純一氏が国会前のデモに顔を出し、演説をぶったようです。 が、どうも本気度は低く、売名人気取りが本音と見た方がよさそうです。
国会前に多くのマスメディアが集まることを知って、ひとつ立派なことを喋ってやろうと前々から準備をしていたのでしょう。「戦争は文化ではありません!」も周到に計画した受け狙いのようです。
一方下に掲げた白黒写真は、1960年の安保闘争時のものです。 当時幼稚園児だった私の耳にも「あんぽ~はんたい」の声が届いていた強い記憶があります。 園内で隊列を組んで練り歩く「あんぽはんたいゴッコ」が流行りました。 そんなことからも広域大規模で重大な政治闘争だったことが窺えます。
資料映像を見ると、あの闘争は、当時の岸首相に対する、激烈で真剣で命懸けの運動だったようです(実際に死者も出ており、岸首相は退陣を余儀なくされました)。 また当時の社会思想にも大きな影響を与えました。
今回のものとは「本気度」がまるで違うと言わざるを得ません。
なお私自身は、今回の安保法制の整備は、日本を取り巻く安全保障状況の変化に対応するために必要不可欠であり、違憲か否かは、後日の訴訟で判断を仰ぐか、元々矛盾を含む憲法第9条の改正を行なえばよいと考えます。
追記(9月19日):
9月19日未明、参議院本会議で採決が行なわれ、安保関連法は成立しました。
ただ、今回の安保法制はあくまで自民党政権安倍内閣の解釈改憲の上に成り立っているため、法的安定性を欠くことは事実です。 できるだけ早く根幹の憲法第9条を改正すべきです。
9月19日午前2時過ぎ、 参議院本会議で安保関連法が可決成立
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また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
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大東亜戦争(アジア・太平洋戦争) 敗戦から70年
富国強兵をアジアでは最も早く遂げた日本は、欧米に代わり、アジアの盟主として君臨し、アジア全域を、天皇を頂点とする統治体制に組み込むことを目指しました。 それゆえ次第に、米・英・中華民国・オランダと対決せざるを得ない状況に追い込まれます。 決して「欧米に虐げられたアジアを、その支配から解放するのだ!」といった高尚でお人好しな動機で行なわれたものではありません。
1911年(日韓併合の翌年、清朝滅亡中華民国成立の前年)のアジアの勢力図
アジアのほとんどは欧米列強の支配下にありました。
1936年1月(日中戦争勃発の1年前)のアジアの勢力図
この時点でもアジアの大部分は欧米列強の統治下にあります。
中華民国は成立したものの、内紛が絶えず、中国大陸での利権獲得をめぐり欧米と日本の思惑が交錯。またソ連による共産勢力の進出に各国は警戒心を抱きました。
上の二つの図からも想像できるように、日本も、徳川幕藩体制を続けていたら、欧米の植民地になってしまったでしょう。
しかし、明治維新による近代化や中央集権国家体制の整備・軍備増強がそれを阻止しました。
特に日清戦争(1894年)日露戦争(1904年)の勝利、さらに満州事変(1931年)と日本の傀儡国家満州国の建国(1932年)が、ロシア(後にソ連)の日本への侵攻を食い止めたのは大きな意義を持ちます。
それによって、国内の諸問題(不況・失業・治安悪化・資源不足等)の解決を図ろうとしたのです。
この目的達成のため、「八紘一宇」「大東亜共栄圏建設」の標語のもと、「天皇」「靖国神社」「皇民化政策」が最大限利用されました。
こうして日中戦争(支那事変)勃発(1937年7月7日)から始まり日米戦争突入(1941年12月8日)へと拡大した大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)は、日本が、自衛の域を超え、欧米の植民地獲得競争に遅れて割り込もうとして叩き出された戦いと言ってもよいでしょう。
したがって、右派論客の決まり文句「日本が戦ったおかげで、アジアは解放された」は正確ではありません。「日本が戦って負けたおかげで、アジアは解放された」のです。
追記:日本が敗戦後、それまでの過去を教訓として平和国家の建設に努め、アジア諸国に対してODA等平和的手法で支援を続けてきたことが、今日のアジアの実質的な解放と繁栄をもたらしたと言えます。
その点を、現在の中国・韓国・北朝鮮の政府は理解しない(政治的理由でしようとしない)ところは、極めて残念で腹立たしくもあると言わざるを得ません。
© 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
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「日本会議」 日本最大の皇室翼賛右翼国粋主義団体で、極めて危険で悪質な存在です。
125代という悠久の歴史を重ねられる連綿とした皇室のご存在は、世界に類例をみないわが国の誇るべき宝というべきでしょう。私たち日本人は、皇室を中心に同じ民族としての一体感をいだき国づくりにいそしんできました。 しかし、戦後のわが国では、こうした美しい伝統を軽視する風潮が長くつづいたため、特に若い世代になればなるほど、その価値が認識されなくなっています。私たちは、皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、「同じ日本人だ」という同胞感を育み、社会の安定を導き、ひいては国の力を大きくする原動力になると信じています。国際化が進み、社会が大きく変動しようとも、常に揺るがぬ誇り高い伝統ある国がらを、明日の日本に伝えていきたいと思います。私たちはそんな願いをもって、皇室を敬愛するさまざまな国民運動や伝統文化を大切にする事業を全国で取り組んでまいります。》 現天皇明仁夫妻 「日本会議」は、現天皇明仁を日本の至宝として崇敬すべきであり、日本は、世界に類を見ない万世一系の天皇を中心とする神の国であると主張します。 しかしそれは実にバカげた妄想でしかないことは明らかです。表向きは別として「心底本音レベルで」この二人を崇敬している国民はごく少数の変わり者だけです。 集英社「週刊プレイボーイ」の特別取材記事より引用させていただきました。 5. 「日本会議」がもたらす将来への危険性 戦前の国家体制への回帰 以上は「日本会議」の「思想と人的状況」関してのものですが、当然今後は「カネの流れ」も解明しなければなりません。いずれこのブログで公表できるようにしたいと考えています。 © 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
※ 青文字をクリックすると、関連の公式ウェブサイトが別ウインドウで開きます。
1. 「日本会議」とは
「日本会議」(名誉会長: 元最高裁判所長官 三好 達、 会長:外交評論家・杏林大学名誉教授 田久保忠衛、 副会長:東京大学名誉教授・評論家 小堀桂一朗、神社本庁総長 田中恆清ほか)という日本最大の皇室翼賛右翼国粋主義団体が存在します。 「日本会議」の全役員名簿
それが唱える思想や活動には極めて強い懸念を抱かざるを得ません。
日本の将来を不幸にするその危険度・悪質性は、まるで急激に増殖転移する悪性腫瘍メラノーマそのものです。
加えて始末が悪いのは、構成員や支援者が一定水準以上の社会的影響力を持つ政治家・知識人・文化人・評論家等であり、単なる右翼団体ではないということです。
なお、本年4月12日の記事 「日本最大の皇室翼賛右翼団体 「日本会議」 の不気味さに戦慄」 もご参照ください。
「日本会議」の公式ウェブサイトトップページの一部分
2. 「日本会議」に電話取材するも、スタッフの無能さに呆れる
昨日(9/28)、「日本会議」の事務局に電話取材しました。 しかし応対に選ばれたホームページ担当の鈴木某氏はあまりに無能なのか、民間団体であることを盾に、回答不要と遮るのが精一杯の稚拙な対応。 こちらの主張や指摘に、きちんと反論・弁明をしないと当方のそれらを認めたことになりますよとの再三の確認に対し、「しょうがないですねどうぞお好きなように」との趣旨の発言が同氏からも数回ありました。その結果、ウェブサイト上の問題箇所(下記3.の緑色の文章)の記載内容は虚偽だと「日本会議」が自認したのということになりました。
どうやら「日本会議」は、会員・支援者の世話や事務・対外折衝をする運営スタッフには、優秀な人材が集まらないようです。 気の毒にさえ思えました。
一方、「宮内庁」にも何度か電話取材したことがりますが、こちらはいずれも優秀なスタッフが誠実に対応してくれ、有意義な意見交換ができ大きな成果がありました。⇒ 日本会議日本会議天皇陵古墳について、宮内庁にきいてみた。」(本年2月25日のブログ記事)、「宮内庁に見解をきいてみた。 天皇の「万世一系」は真実か否か?」(本年3月7日のブログ記事)
3. 「日本会議」の目的と行動原理 皇室を中心とした国家形成を目指す
以下が「日本会議」が目指すものであり、最も基本となる行動原理と言える考え方です。(ウェブサイト中の「日本会議が目指すもの」より引用)
《 皇室を敬愛する国民の心は、千古の昔から変わることはありません。この皇室と国民の強い絆は、幾多の歴史の試練を乗り越え、また豊かな日本文化を生み出してきました。多様な価値の共存を認め、人間と自然との共生を実現してきたわが民族は、一方で伝統文化を尊重しながら海外文明を積極的に吸収、同化して活力ある国を創造してきました。
ところが、ここに述べられたことは、全く事実に反するものです。例えば文中にある
①「皇室を敬愛する国民の心は、千古の昔から変わることはありません。この皇室と国民の強い絆は、幾多の歴史の試練を乗り越え、また豊かな日本文化を生み出してきました。」
②「私たち日本人は、皇室を中心に同じ民族としての一体感をいだき国づくりにいそしんできました。」
③「皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、同じ日本人だという同胞感を育み・・・・・・」
果たしてこれらは真実でしょうか?
実はこうした考えは、皇室崇拝者や皇国史観信奉者にありがちな、荒唐無稽な願望や妄想(頭の中だけのお花畑)に過ぎません。
「日本会議」は、夢想的な天皇信仰を活動原理とする、一種のカルト信仰組織というべきです。
よって当然のごとく「日本会議」は「靖国神社」の主張や活動を支援することになります。
追記:
昨日(9/28)の電話取材で、「日本会議」の鈴木某氏の発言により、この緑色の文章内容は虚偽であることを「日本会議」としても認めるという状況になりました。(上記2.参照)
2015年新年にあたり宮内庁が公表した天皇明仁一家の集合写真(眞子は海外留学中のため不在)
彼らに対して、心の奥底の核の部分で敬愛の念を抱いている国民は皆無に等しいことを、「日本会議」は分かっていないのか、分かっていても国民から敬愛されていると無理に仮定して、皇室礼賛活動を行なっているよです。
こんなカルト信仰組織が、実は政治の世界に強い影響を与えています。
一例を挙げれば、「日本会議」の関連組織に「日本会議国会議員懇談会」があり、会長:平沼赳夫、 会長代行:額賀福志郎、 副会長:安倍晋三・石破茂・小池百合子ほか、 幹事長:下村博文といった具合です。そして290人近い国会議員が参加しています。
さらに例を挙げれば、下記の通り現在の第3次安倍内閣20名の閣僚中、なんと15閣僚が「日本会議」に加入しその信者なのです。
1.安倍晋三総理 2.麻生太郎副総理・財務相 3.高市早苗総務相 4.岸田文雄外相 5.下村博文文科相 6.塩崎恭久厚労相 7.望月義夫環境相 8.中谷元防衛相 9.菅義偉官房長官 10.竹下亘復興相 11.山谷えり子公安委員長 12.山口俊一沖縄・北方相 13.甘利明経済再生相 14.有村治子女性活躍相 15.石破茂地方創生相
このように「日本会議」は、時の政権にがっちりと食い込んでいます。
なお、加入していないのは、上川陽子法務相 太田昭宏国土交通相 林芳正農林水産相 宮澤洋一経済産業の4閣僚のみ。遠藤利明オリンピック担当相は不明。
このように首相と多くの閣僚がこの「日本会議」と深い関係にあり、これでは安倍政権自体その強い影響下にあると言わざるを得ません。
さらに「日本会議」は、政治家だけでなく、評論家、学者、マスコミ関係者とも互いに影響を与え合う親密な関係にあります。
講談社の写真週刊誌「フライデー」の記事より引用させていただきました。
こうした「日本会議」が政治への影響力を増し続けると、いつしか憲法や政治体制が、戦前と同様なものに復古し、「不敬罪」や「治安維持法」が再制定され、言論表現の自由や思想信条の自由が大きく制限される事態になりかねません。(そうなったら、私のこのような記事も書けなくなります)
そして再び天皇が神輿に担ぎ上げられ、天皇への忠誠が強制され、その命令には絶対服従という形で強権的な政治が行なわれる危険性があります。つまり戦前の天皇を頂点にした国家体制「大日本帝国」への回帰です。
そして再び「大東亜共栄圏」の実現という見果てぬ夢に向かって、無謀な国家運営を教唆・翼賛する可能性があります。
愛する日本を将来不幸にしないためには、みなさんはまずは「日本会議」の存在を知り、その実態と危険性・悪質性を十分理解していただくことが重要です。
彼らは、皇室奉祝行事や各種講演会、勉強会、書籍・人的ネットワーク等を活用して、極めて巧妙に勢力拡大のためにそそのかしを行ないます。
もし「日本会議」が、「日本は千古の昔から常に国民は皇室への敬愛の念に満ちていた」などというウソ話をすることによって、入会勧誘や寄付金集めをしたなら、それはもはや詐欺であり犯罪です。
そうした動きには徹底的に抵抗し、絶対に勧誘やそそのかしに乗らないようにしてください。
6. 今後解明すべき課題
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進歩的文化人 大江健三郎・坂本龍一という無意味・無価値な存在
現天皇明仁 81歳 1933.12. 23- 在位1989. 1. 7- 大江健三郎・坂本龍一という、もはや市民運動に参加することでしか存在意義を示せない「進歩的」文化人は、福島原発事故に過剰反応した「反原発運動」によって、願ってもない舞台を与えられたものの、つまらない三文芝居を演じただけでした。(原子力の理論や有用性・そのリスク・事故の発生確率といったものを合理的に考える「理数科的能力」を欠いている点が二人に共通します。 ゆえに彼らの話は、単に有名人が喋ったという以上の価値が生じないのです。 当然、原発の専門家は二人のことなど全く相手にしていません。)
大江健三郎 80歳 1935. 1.31-
古き良き時代の反権力左翼の大御所。独自の大江語を操るも、最近は無意味・無価値な話が多い。 ちなみに文章も極めて独特で、読みにくいことこの上ない。 本人はそれを粋がっているが、単に作文がへたで悪文なだけという意見も多い。
坂本龍一 63歳 1952. 1.17-
テレビカメラを前にカッコつけた言葉と態度で語るのが特徴だが、空疎で陳腐で、なおかつ幼稚な内容の講釈をたれているに過ぎません。
この凡庸を絵に描いたような人物の、そう遠くない将来の死に際して、国民はほとんど誰も本気では悲しまないが、大江健三郎(彼の方が先に逝ってしまう可能性もあるが)と坂本龍一はどう反応するのか見もの。 明仁の死を機に天皇制度を廃絶すべしと堂々と主張すればよいが、反対にご丁寧な弔意を表したりしてズッコケさせないでほしい。
よって今度は案の定、このご両人、マスコミが大勢集まることを嗅ぎ付け、国会前の「反安保」デモに姿を現しました。
ところが、いつもの愚にもつかない御託を並べただけで終わり、もはや注目度も低く、マスコミからも完全に飽きられているようでした。 SEALDsの奥田愛基にマスコミの目が集まり、用なしの二人はさぞ妬んでいることでしょう。(大江・坂本二人の共通項は、日本の安全保障とその状況変化を理解せず、憲法第9条死守原理主義・教条主義的なこと。そしてとにかく目立ちたいという卑しい動機があることです。マスコミ側も今回はそれを見透かしています。)
そして、反原発・反安保どちらも下火になった今、次の彼らのネタは……
もし「天皇明仁死亡」に際して、「反服喪」を訴え「明仁の死を機とした天皇制度の廃絶」を堂々と主張しそのための活動をしたなら、大いに評価してもいい。
が、そんな「本物」の「進歩的」文化人精神や根性は、彼らは持ち合わせていないでしょう。 しょせん権威に弱いニセ者、虚栄心の塊です。(大江健三郎は文化勲章は拒否したものの、ノーベル賞は待ち望み、喜々としてチャッカり受け取るという、精神の卑しさを見事に示してくれました。)
大江健三郎は、せいぜい「平成時代を総括する」といった程度の、毒にも薬にもならないコメントを出すのが精一杯でしょう。
坂本龍一は、日和って「平成の陛下を偲ぶ」なんて曲を作ったりしないか心配です。
ちなみに私の主張・立場は、⓵ 原発は積極推進、菅政権時代に超法規的に停止させられた全原発を直ちに再稼動、原発の増設、輸出もすべき ② 安保法制には賛成かつ憲法第9条は現実に即して改正すべし(特に第2項) ③ 天皇制度には絶対反対、永久に廃絶すべし、よって憲法第1章削除と関連部分の改訂 です。
© 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
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反原発派のみなさんへのお願い
反原発デモをする人びと。大江健三郎と落合恵子らが先頭に立っています。 もし、火を奪われたら私たち人類は、何万年も前の原始社会未満の状態に戻らざるを得ません。 まず食べ物を生で食べなければならない、もちろん電気はない、夜は真っ暗、鉄道も自動車も飛行機もない、家もビルも建たない、風呂すら沸かせない……およそ文明的な生活は断念せざるを得ません。 原子力が怖いという心情は分かります。 しかしそれは、原子力とそのリスクを理性的によく理解していないことが原因ではないでしょうか。 太古の人類も、はじめは火が怖かったはずです。 その理由の最大のものは、今後地球規模で多くの国々が文明化し、その膨大なエネルギー需要の増大を賄えるのは、原子力エネルギー以外にないということです。 メガソーラー発電や風力発電では量的にもコスト的にも無理なことは明らかです。 日本は、原子力の平和利用に関しては、世界最高水準の実力を持っています。 その力で世界(特に発展途上国)に貢献すべきです。 よって日本は、これまで以上に原子力によるエネルギー創出の研究開発を推進し、国内だけでなく海外にも原発を供与すべきです。 反原発運動はそれを不当に妨害し邪魔するものでしかありません。(最近は理解者が増え、さらに安保問題など新たな政治ネタが現れたこともあり、かなり下火にはなってきましたが) 経済学者で評論家の池田信夫によれば、反原発派か否かは、その人間がバカであるかどうかの判定指標になるとのこと。 私も同意です。 一方、メガソーラー発電や風力発電では、出力の不安定さに加え、景観破壊や施設の脆弱性(実際強風で破壊された事例多数)なども高い確率で発生し大きなリスクとして問題になります。 反原発運動を行なう皆さんは、その労力を、火の用心の見回り活動に使ってください。 その方が火災が減りはるかに有益です。 あるいは、飲酒や喫煙を抑制する活動に使ってください。 お願いたします。 © 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
関西電力 大飯原子力発電所(現在稼働停止中)
これだけの電力を、常時安定的に低コストで取り出せるも
反原発派の大御所、小説家(最近では市民運動家)の大江健三郎
もはや文学的才能が枯れ果てたのか、こうしたバカげたパフォーマンスでしか自己の存在意義を示せなくなったようです。その姿には哀れさすら感じます。
反原発派のもう一人の重鎮、音楽家(こちらも最近は市民運動家)の坂本龍一
「たかが電気」発言が非難を浴びました。 彼は、その電気
原発が致命的な大事故を起こす確率は極めて小さなもので
したがって、そちらの対策が優先されるべきです
上の写真を見ると、語弊のある言い方かも知れませんが、反
人類は、火を理性で制御することによって文明化してきました。 今後は原子力を制御することによっても文明化を推進すべきです。 そうしなければならない理由があります。
再度言いますが、膨大な電力を、常時安定的に低コストで取り出せるものは原子力をおいて他には絶対にありません。
将来的には、現行の核分裂炉に代わって「核融合炉」を使えばさらに安全かつ効率的に発電することが可能にになります。
※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」,「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
絵画 と 写真 と カメラ とのこと
「鉛筆と画帳と絵の写真」
高校時代 クラブ活動として美術部に所属していました。 上に掲げた画像は、かつて描いた「絵画作品」を、その時の状況を再現して一枚の写真に再構成して、新たに「写真作品」としたものです。(以前にもこのブログで紹介したものですが、色調を正確なものに修正しました。)
写真の分野は、記録媒体が、フイルムからデジタル素子に変わったことで、非常に便利になり融通も利き手軽にもなりました。 そんなこともあり、最近は絵を描くよりも、もっぱら写真作品の制作にはまっています。
カメラ自体も子供の頃から好きで、遠足にカメラ持参は一応禁止でしたが、それに構うことなく小学2年生から遠足の時には必ずカメラを持って行って撮りまくっていました。
とにかくレンズという不思議なものに魅入られ、いまだにカメラは手放せません。
また、純粋にカタチや色というものに強く惹かれるものがあり、美術作品や建築物への興味は薄れることはありません。
これからも、自分で撮った写真や、もちろん絵も、このブログで紹介して、みなさんからの批評をいただきたいと思います。 加えて、他の作家の芸術写真や美術作品も紹介いたします(権利関係の問題がない範囲で)。
© 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
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人間魚雷「回天」特攻隊員の遺書 再び「特攻」のような悲劇を繰り返さないために、本当に必要なこと
実物大で復元された特攻兵器 人間魚雷「回天」
「回天」の構造図 魚雷に人間を無理やり押し込んだようなものです。
回天の内部
回天の特攻により撃沈された米軍の給油艦ミシシネワ 1944.11.20
桜の枝を手にした出撃直前の回天特攻隊員 1945. 4.20
あるフリーアナウンサーのブログの8月15日付記事「戦後70年」に、とても真摯な思いとともに「18歳 回天特攻隊員の遺書」が掲載されていました。 その部分を引用させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・
お母さん、
私は後3時間で祖国のために散っていきます。
胸は日本晴れ。
本当ですよお母さん。
少しも怖くない。
しかしね、
時間があったので考えてみましたら、
少し寂しくなってきました。
それは、
今日私が戦死する、通知が届く。
お父さんは男だからわかっていただけると思います。
が、お母さん。
お母さんは女だから、
優しいから、
涙が出るのでありませんか。
弟や妹たちも
兄ちゃんが死んだといって
寂しく思うでしょうね。
お母さん。
こんなことを考えてみましたら、
私も人の子。やはり寂しい。
しかしお母さん。
考えて見てください。
今日私が、
特攻隊で行かなければ、
どうなると思いますか。
戦争は
この日本本土まで迫って、
この世の中で一番好きだった母さんが死なれるから私が行くのですよ。
母さん
今日私が特攻隊で行かなければ、
年をとられたお父さんまで、
銃をとるようになりますよ。
だからね、お母さん。
今日私が戦死したからといって
どうか涙だけは耐えてくださいね。
でもやっぱりだめだろうな。
お母さんは優しい人だから。
お母さん、
私はどんな敵だって怖くはありません。
私が一番怖いのは、
母さんの涙です。
・・・・・・・・・・・・・
また他の投稿者が、You Tube でも紹介していますのでご覧ください。
18歳の回天特攻隊員の遺書 https://www.youtube.com/watch?v=ST0hjulCAt4
心打たれる文面。 特に文末の「私が一番怖いのは、母さんの涙です。」には胸が締め付けられます。
こうした悲劇は二度とあってはならないと痛切に感じます。
実は私の父も、あとひと月戦争が長引いていたら、陸軍四式重爆撃機「飛龍」(またはそれを特攻用に改造した機体)で「特攻」に出撃しなければなりませんでした。
そのためか、私も「特攻」の問題には強い関心を持っています。
「特攻」の実態は、敗戦直前の時期には、もはや建前だけ志願で実際は強制となっていました。こうして航空機特攻だけで4千人以上の若者が犠牲となりました。
陸軍四式重爆撃機「飛龍」の特攻出撃のようす (特攻用に余計な装備は取りはずされている)
末期には、身軽な戦闘機だけでなくこんな鈍重な爆撃機までかり出される始末。その他にも数々の特攻専用兵器が考案されました。 中には米軍から BAKA Bomb(バカ爆弾)とあだ名されるものも。 そして遂に世界最大の戦艦大和まで、海上特攻として出撃し、一挙に3千もの命とともに撃沈されました。
「特攻」を感傷的にお涙頂戴式に物語るのは容易です。 戦後70年たった今なお、「特攻」は、センチメンタルな物語や美化された出来事として描かれることが多く(小説や映画、TVドラマで)、突っ込んだ原因究明や責任追及がなされません。そのため再び繰り返さないために必要となる教訓や知恵が得られていないようです。
感傷的に涙を流し、靖国神社のように特攻死を美化※し、平和をただ祈るだけでは、悲劇はまた繰り返される危険性があります。
※ この点 靖国神社信奉者を中心とする「靖国史観」は日本の癌と言わざるを得ません。
そうならないためには、なぜこのような非人道的作戦が立案され、さらにその規模がなぜ拡大の一途をたどったのかを、徹頭徹尾理性的冷徹に検証し、原因究明と責任の明確化を行なう必要があります。
政府や軍部の意思決定方法や責任体制がどうであったのか、軍の最高指揮権者はどう考えたのか。
特攻で犠牲になった人たちに対し、ただ「かわいそうと涙する」だけでなく、彼らをそんな酷い目に合わせた原因に対して「怒って」やることこそ必要です。
特攻がここまで拡大した原因は、戦局打開という理由のほか、当時のマスコミ(新聞・雑誌・ラジオ)が「特攻」を賛美し煽り国民を熱狂させたこと。そして何よりも軍首脳が、軍の最高指揮権者つまり天皇裕仁に、特攻遂行の賛意をとりつけ、それまで邪道な作戦と批判もあったこの非人道的作戦を、以後ますます拡大させたことにあります。 特攻の戦果報告に対して、
もはや戦争遂行不可能という時になっても、天皇裕仁(=軍の最高指揮権者)は、元首相近衛文麿からの敗戦必至であり終戦の方途を講ずべきとの上申に対し「もう一度戦果を挙げてからでないと中々話は難しいと思う。」と返答(1945年2月14日)、「一撃講和論」(特攻により敵に一撃の戦果を挙げてから、より有利な条件で講和し「国体護持」を確実なものにする)を支持、早期講和論を排しました。 このため終戦の決断がますます遅れ、本土決戦そして史上類を見ない全員特攻が計画されるまでに至りました。 そして遂に人類史上最悪の戦争犯罪、米軍による広島と長崎での原爆の人体実験・大虐殺を迎えることに。
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抗議の電話
昭和天皇 裕仁(ひろひと) 87歳没 1901. 4. 29-1989. 1. 7 在位1926.12.25-1989. 1. 7
またしても上の写真の人物について書いたブログの記事に関して抗議の電話がありました。(年配らしき男性で、身元は尋ねても明かしませんでしたが、何か皇室奉賛会のようなものを主宰している感じでした。 前回と同一の人かもしれません。)
「先帝陛下を、人間のクズ、とは何事か! 不敬を詫びよ! 先帝陛下に戦争責任なんか全くない。ふざけるのもいい加減にしろ。あんたのブログは問題になっている。ブログの文章と皇室の方々の写真を全部削除して謝罪文を載せろ」とのこと。 相当に憤慨していました。
それに対し、以下のような趣旨の返答をしました。(こちらが話している途中でも、先帝陛下を呼び捨てにするな!などと怒りのせりふが飛んできました。)
大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)に関して「天皇裕仁の"取り巻き組織"」が戦争責任を問われるのは当然ですが、天皇裕仁も、形式的性格が強かったものの、軍の最高指揮権者(つまり戦争の最高責任者)でした。全ての軍の命令は天皇の命令であり、兵士も「天皇陛下万歳」「天皇陛下に命を捧げる」と言って死んでいったのです。
裕仁は凡庸無能でしたが、戦況について十分報告を受け、それなりに色々口出しをして大きな影響を与えています。例えば、特攻について、裕仁が「よくやってくれている」と褒め讃えたがために、それを機にあの非人間的特攻作戦が拡大の一途をたどり多くの若者の命を奪いました。また裕仁は万歳突撃や玉砕戦法も是認しています。
また、敗戦必至の時期になっても、重臣からの戦争終結の提案に対し、「国体護持のために、もう一撃加えてからでないと話は難しい」旨返答して一撃講和論に同調し、早期講和論に反対しました。
結果論に過ぎませんが、裕仁が全く黙っているか早期講和を促がしていたら、東京大空襲も沖縄戦の悲劇も、広島・長崎の原爆も無かったかもしれません。政府や軍の首脳陣だけでなく、裕仁の頭の中も、国民の生命財産を守ることより、天皇統治体制(国体)の維持が最優先課題でした。
そして敗戦直後、米国の占領政策の都合で、戦犯指定を免れると知るや退位もせず積極的に米軍に協力します。そしてサンフランシスコ講和後も、最低限の「説明」責任すら果たさず、原爆被爆者の怒りを買う不用意な発言をしたりしながら、能天気に生き延び天寿を全うしました。
東條英機や板垣征四郎のみならず、文官の広田弘毅までが絞首刑なら、彼らの上長であり戦争遂行の最高責任者であった裕仁も絞首刑が当然であり世界の常識です。 きちんと裕仁も処罰して、けじめをつけるべきでした。 現在の会社という組織でもそうです。名ばかり社長でも、立場上責任を取るのが当たり前。重大な不祥事について、社長が指示したわけでもなく、知りもしなかったとしても、責任を取り辞任するのが世の道理です。 トップの責任逃れ体質は日本のお家芸なのでしょうか。
こうしたことがあるのに、どうして裕仁に全く戦争責任がないと言えるのですか? こにような裕仁を「人間のクズ」と言ってなぜいけないのでしょうか?
ブログの文章も写真も削除するつもりは全くありません。
この返答に対して、先方は、とにかくケシカランとわめくばかりで、筋の通った反論は一切無く、「勝手にしろ、どうなっても知らんぞ」と捨てぜりふを残して一方的に電話を切ってしまいました。
お電話をくださった方へのお願い:このブログでは、反論コメントも真面目なものであれば必ず掲載しますので、ぜひきちんとした反論をお寄せください。
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《速報》 反原発派のみなさんにぜひ読んでほしい本が出ました。
オックスフォード大学名誉教授(物理学) Wade Allison 著「NUCLEAR is for Life」(原子力は人が生きるためにある···このタイトルの日本語訳は平井)
かねてからの私の主張を、強く支援してくれる本がイギリスで出版(電子版)されました。 ぜひ反原発派のおバカさんたちに早く読んでもらいたいものです。
なお前著に2009年の「Radiation and Reason」があり、福島原発事故を受け2011年7月に「放射能と理性」として日本語訳出版されました。 本書は同事故を踏まえ、前著により深く広い考察を加えたものです。(本書の日本語訳出版は未定)
本書の概要紹介は、次の出版案内サイトをご覧ください。⇒ http://www.nuclear4life.com/index.html(このサイトから購入できます。 また著者にEmailで直接コンタクトできるようになっているので、質問や反論はそこから行なえます。)
なお、日本Amazonでは 本年12月2日から入手できるようです。⇒ http://www.amazon.co.jp/Nuclear-Life-Revolution-Wade-Allison/dp/0956275648/ref=sr_1_3?s=english-books&ie=UTF8&qid=1445961698&sr=1-3&keywords=NUCLEAR+is+for+Life
Wade Allison 1941- かねてから福島原発事故の過剰反応に警鐘を鳴らす。 2011年以降数度にわたり来日し講演を行なっている。反原発派にとっては宿敵とも言える存在。
このブログで私が述べ続けてきた原発政策に関する主張を、ほぼ完璧にトレースしていて、たいへん嬉しく思います。
反原発のおバカな考えに冒された人たちに、ぜひ読んでいただきたい。「原発ゼロ」を目指すなど、いかに愚かなことかが分かります。 特に大江健三郎氏や坂本龍一氏、香山リカ氏には熟読していただきたい。
もっとも今では反原発運動はかなり下火になっていますが……(同じ連中がやっているため、今は反安保運動の方で忙しいからだそうです。)
原子力エネルギ-に対する過剰な恐怖心・警戒心が、人類の文明化を阻む要因になることを、風刺画や図表も交えて分かりやすく解説しています。
以前から私が何度も触れたきた、人類は「火」を制御することで文明を発達させ、今後の発展途上国の文明化(膨大なエネルギー需要が生じる)に対応するためには、人類は「原子力(核)エネルギー」を制御することで、発展途上国をも含めた文明化を図るべきことの正しさが裏付けられています。(著者はこのことを風刺画でも鋭く指摘しています。)
紀元前2万5千年、人類は恐怖を克服し「火」を使うようになった。 他方、過剰に「火」を警戒し根拠のない安全性・環境保護を求める一派も残った。しかしその一派は凍え死にそうになりながら不便な生活を強いられている。
化石燃料(原油やLPG、石炭)による高コスト発電と無駄な労力、さらにCO2 の発生による地球温暖化、これらを食い止めるには、原子力発電の貢献は非常に大きいと述べています。
原子力は人類の生活をより豊かに快適にするには必須だと主張。(太陽光や風力など、いわゆる再生可能エネルギ-では供給の量・不安定さ、設備の脆弱さなどから、将来の地球の全エネルギー需要に対応することはまったく不可能です。)
なお、このブログの10月10日の関連記事「反原発派のみなさんへのお願い 」http://ameblo.jp/hirai-h/entry-12081447927.html もご参照ください。
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「日本会議」の悪事:天皇中心の国家統治体制(戦前の国体)の復活を狙う悪らつなカルト集団のたくらみ
1944年(昭和19年)の国民学校2年生の教科書
1944年(昭和19年)の国民学校2年生の教科書
戦前回帰を狙う日本最大の皇室翼賛右翼団体「日本会議」の危険性については、これまで9月29 日の記事と4月12日の記事で述べました。 是非それらにも、もう一度目を通してください。(※青文字をクリックすると該当記事が別ウインドウで開きます。)
「日本会議」は、政界を味方に付けそれを牛耳じろうとする点で、かのオウム真理教より、はるかに危険なカルト集団だと考えられます。
彼らの最終的目標は、上に掲げた教科書にあるような「天皇陛下ノ オヲサメニナル」日本を復活させ、「天皇陛下ヲ イタダイテ ヰル日本國民」、「日本ヨイ國、キヨイ國。世界ニ一ツノ神ノ國。」、「私タチモ、ミンナ天皇陛下ニ チュウギヲ ツクサナケレバ ナリマセン。」というような国に日本を回帰させようというものです。
「日本会議」は決して目立つ派手なアクションはしません。そんな方法をとれば、マスコミ(特に左寄りの)に叩かれることが必定だからです。よって気付かれないように静かに「悪事」を進めています。そのため、草の根運動に近い手法を用いているのが特徴です。
しかし着実に政治の世界を侵食しつつあり、かなりの「成果」挙げています。つまり政権の多くのメンバ-や組織が既に「日本会議」に牛耳られています。
「日本会議」の最も危険なところは、この日本を戦前の旧憲法(大日本帝国憲法=明治憲法)下のような状態に回帰させることを目論んでいることです。そのための実働部隊「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を2014年10月に設立させ、まずは現憲法の改訂(廃止)を行なうことを目指しています。
同会の主目的は、天皇を主権者とし天皇を中心とする国家統治体制(戦前「国体」と称されたもの)を復活させることにあります。
しかしその「国体」について考えてみると、先の大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)では、1945年(昭和20年)2月以降敗戦必至となり終戦の具体策を決定すべき時になっても、天皇を含む為政者は「国体護持」の保証を米国から取りつけることに固執。 このため終戦決断のタイミングが大幅に遅れ、それにより膨大な犠牲が生まれます。 戦争犠牲の大半(特に民間人)が、その時期1945(昭和20年)年3月~8月に集中しています。 東京大空襲など大都市市民への無差別爆撃、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下、どれも国民の生命財産より「国体」を優先したことが生んだ悲劇とも言えます。(無論米国の戦争犯罪責任が相殺されるものではありません。)
「日本会議」とその実動部隊「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は、そんな悲劇を生んだ「国体」の復活を狙っています。 日本の将来を不幸にする悪らつな右翼思想団体です。 断じて「日本会議」や関連団体の勢力拡大を許してはなりません。
みなさんも「日本会議」の実態を知って、忍び寄ってくる彼らの活動に騙されないようにしてください。これにつては特に9月29 日の記事をご参照ください。(※青文字をクリックすると該当記事が別ウインドウで開きます。)
「日本会議」に関係する連中は、次のような理想郷的な「国体」を頭に描いているのでしょう。
「心優しい天皇が国の中心にいて民を思いいたわり、全ての民は天皇への敬愛の念を抱き、天皇と民が共に力合わせて国の統治と繁栄をめざす」
「君民共治」あるいは「君民一体」と言うそうですが、実にバカげています。 そんなものは皇国史観の妄想(頭の中だけのお花畑)に過ぎず実現し得ません。 失敗に終わった二・二六事件の青年将校らが夢想した天皇親政のようなものです。 既に歴史が証明しています。
「日本会議」の機関誌「日本の息吹」より
これも「日本会議」と同様に、目立たない草の根運動であることに特徴があります。
以下にこうした復古主義的運動の総本山「日本会議」の歴代会長を挙げておきます。
いずれも本来の職業分野に関しては立派な功績があるものの、自身の皇室翼賛右翼思想の立場から政治に圧力をかけ、日本の将来の幸福と安全に関しては、ろくでもない害をなしていると言わざるを得ません。
現天皇 明仁(あきひと) 1933.12.23- 在位1989. 1. 7-
明治から敗戦までの間そうであったように、これを現人神(あらひとがみ)として崇めよと「日本会議」は言うのでしょうか。 バカバカしいにもほどがあります。
この男の、あるいは「天皇」なるものの存在自体の、どこがなぜ崇敬に値するのか、納得できるものが見つかりません。
(つづく)
実は私は、「日本会議」初代会長 塚本幸一が 創業した会社(ワコール)に 従業員として勤務した経験がありま
まだ新入社員の頃でしたが、社長(塚本幸一)から
そこでは、まず開会前に「君が代」の起立斉唱の儀式がありました。 が、私はせめてもの抵抗として、起立せず歌いもしませんでした。
また、閉会時には、やはり起立して今度は「天皇陛下弥栄
さらに、こうした団体の集会への動員だけでなく、彼は選挙活動(京都市長選)にまで
私にとっての塚本幸一は、敬意と軽蔑の両方の思いを抱かせる
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坂口安吾が見た天皇制
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坂口安吾(さかぐちあんご) 1906.10.20ー1955.2.17 48歳没
天皇裕仁が大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)の敗戦を国民に知らせた「玉音放送」(1945年8月15日)から1年余り経た1946年12月1日、小説家の坂口安吾が、評論的随筆「続堕落論」の中で、天皇制について次のように述べました。 一部を引用します。(なお、ぜひ「続堕落論」全文もお読みください ⇒ 続堕落論)
『・・・いまだに代議士諸公は天皇制について皇室の尊厳などと馬鹿げきったことを言い、大騒ぎをしている。天皇制というものは日本歴史を貫く一つの制度ではあったけれども、天皇の尊厳というものは常に利用者の道具にすぎず、真に実在したためしはなかった。
藤原氏や将軍家にとって何がために天皇制が必要であったか。何が故に彼等自身が最高の主権を握らなかったか。それは彼等が自ら主権を握るよりも、天皇制が都合がよかったからで、彼らは自分自身が天下に号令するよりも、天皇に号令させ、自分が先ずまっさきにその号令に服従してみせることによって号令が更によく行きわたることを心得ていた。その天皇の号令とは天皇自身の意志ではなく、実は彼等の号令であり、彼等は自分の欲するところを天皇の名に於て行い、自分が先ずまっさきにその号令に服してみせる、自分が天皇に服す範を人民に押しつけることによって、自分の号令を押しつけるのである。
自分自らを神と称し絶対の尊厳を人民に要求することは不可能だ。だが、自分が天皇にぬかずくことによって天皇を神たらしめ、それを人民に押しつけることは可能なのである。そこで彼等は天皇の擁立を自分勝手にやりながら、天皇の前にぬかずき、自分がぬかずくことによって天皇の尊厳を人民に強要し、その尊厳を利用して号令していた。
それは遠い歴史の藤原氏や武家のみの物語ではないのだ。見給え。この戦争がそうではないか。実際天皇は知らないのだ。命令してはいないのだ。ただ軍人の意志である。満洲の一角で事変の火の手があがったという。華北の一角で火の手が切られたという。
藤原氏の昔から、最も天皇を冒涜する者が最も天皇を崇拝していた。彼等は真に骨の髄から盲目的に崇拝し、同時に天皇をもてあそび、我が身の便利の道具とし、冒涜の限りをつくしていた。現代に至るまで、そして、現在も尚、代議士諸公は天皇の尊厳を云々し、国民は又、
昨年八月十五日、天皇の名によって終戦となり、天皇によって救われたと人々は言うけれども、日本歴史の証するところを見れば、常に天皇とはかかる非常の処理に対して日本歴史のあみだした独創的な作品であり、方策であり、奥の手であり、軍部はこの奥の手を本能的に知っており、我々国民又この奥の手を本能的に待ちかまえており、かくて軍部日本人合作の大詰の一幕が八月十五日となった。
たえがたきを忍び、忍びがたきを忍んで、
我等国民は戦争をやめたくて仕方がなかったのではないか。竹槍をしごいて戦車に立ちむかい、土人形の如くにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかったのではないか。戦争の終ることを最も切に欲していた。そのくせ、それが言えないのだ。そして大義名分と云い、又、天皇の命令という。忍びがたきを忍ぶという。何というカラクリだろう。
この坂口安吾の天皇制に関する評論はほぼ当を得ていると私は思います。 みなさんはどのようにお考えになりますか。 ご意見を聞かせていただければ幸いです。
敗戦後、各地を巡り視察する昭和天皇 裕仁(ひろひと) 1901. 4.29-1989. 1. 7 在位 1926.12.25-1989.1. 7 87歳没
大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)では、数百万もの人々が、国家によってこの裕仁に「命を捧げさせられ」ました。
現天皇 明仁(あきひと) 1933.12. 23- 在位1989. 1. 7- 81歳
果たして現在の日本に、この明仁のため「命を捧げる」などと思う国民が存在するでしょうか? ところが日本国民ならそうであるべきだと主張する「日本会議」のような悪らつな皇室翼賛右翼団体が、今もまさに存在し勢力を拡大させています(後述)。
江戸時代の人たちは次のような考えはカケラも持っていませんでした、「天皇のため命を捧げる」や「天皇陛下万歳」。 実はそのような思想は、たかだか明治以降、人為的に作られたという歴史しかありません。 幕末維新の尊王の志士でさえ「天皇のため命を捧げる」なんて微塵も思わなかったようです。
そこで明治政府は、天皇を中心とする(利用する)国家統治体制を新たに構築、それを機能させるために、天皇の神格化とともに「天皇のため命を捧げる」「天皇陛下万歳」に象徴されるような思想を編み出し国民に植え付けました。
結果、それが狂信的な天皇崇拝主義者を生み、1935年以降の天皇機関説排撃運動や二・二六事件の下地ともなります。 やがて大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)にも繋がります。
また、この考えは現在に至るも受け継がれ、尊王皇国史観の妄想に酔いしれ頭の中が桃源郷的お花畑になっている大ばか者が登場する始末です(明治天皇の玄孫が売りの竹田恒泰などが典型)。
さらに目下日本最大の皇室翼賛右翼団体「日本会議」のように、日本を再び戦前の天皇中心の国家統治体制に復古させようする愚劣・悪辣な連中が、政治の世界にまで勢力を拡大させつつあります。(※青文字をクリックすると11月2日付関連記事《「日本会議」の悪事:天皇中心の国家統治体制(戦前の国体)の復活を狙う悪らつなカルト集団のたくらみ 》が別ウインドウで開きます。ぜひそちらもお読みください。)
ところで敗戦後、多くの人が思ったことでしょう。 神として崇めた天皇裕仁が、新聞や雑誌・テレビで、その姿、顔、喋り声を晒すようになって、何でこんなくだらない奴のために、絶望的な戦場で死線をさまよい、愛する肉親や家族・友人が傷つき命を奪われたのかと。「天皇のために命を捧げる」・・・何と愚かしいことか。
しかし、単に裕仁「のみ」に責めを負わせるのは間違っています。 真に重い責めを負うべきは、そんな国家統治体制と洗脳的教育制度を作って利用した狡猾な勢力です。
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※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」,「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
坂口安吾の特攻隊への思い
『 私はだいたい、戦法としても特攻隊というものが好きであった。人は特攻隊を残酷だというが、残酷なのは戦争自体で、戦争となった以上はあらゆる智能方策を傾けて戦う以外に仕方がない。特攻隊よりも遥にみじめに、あの平野、あの海辺、あのジャングルに、まるで泥人形のようにバタバタ死んだ何百万の兵隊があるのだ。戦争は呪うべし、憎むべし。再び犯すべからず。その戦争の中で、しかし、特攻隊はともかく可憐な花であったと私は思う。』 『 強要せられたる結果とは云え、凡人も亦かかる崇高な偉業を成就しうるということは、大きな希望ではないか。大いなる光ではないか。平和なる時代に於て、かかる人の子の至高の苦悩と情熱が花咲きうるという希望は日本を世界を明るくする。ことさらに無益なケチをつけ、悪い方へと解釈したがることは有害だ。美しいものの真実の発芽は必死にまもり育てねばならぬ。』 『 青年諸君よ、この戦争は馬鹿げた茶番にすぎず、そして戦争は永遠に呪うべきものであるが、かつて諸氏の胸に宿った「愛国殉国の情熱」が決して間違ったものではないことに最大の自信を持って欲しい。 熱心に攻撃の計画を練る特攻隊員たち 戦時中、特攻隊基地の町、鹿児島県知覧で食堂を営み、特攻隊員たちの面倒を見ていた鳥濱トメさん。 隊員たちから母親のように慕われます。 出撃前のひととき、残された命は後わずかなのに、 出撃する特攻機(陸軍四式戦闘機「疾風」)。 右主翼下 通常は追加燃料タンクを取り付ける個所に250㎏爆弾を吊り下げている。 米戦艦「ミズーリ」に体当たり突入寸前の特攻機(写真左上) 特攻で被害を受けたにも関わらず、戦艦「ミズーリ」の艦長は周囲の反対を押え、特攻隊員の勇猛果敢な殉国の精神に敬意を表し、海軍式に手厚く遺体を水葬にして弔うことを決めました。(あくまで極めて希な例です) 敵の迎撃戦闘機をくぐり抜け、敵艦隊にたどり着いても、艦船からの猛烈な対空砲火で次々に撃墜される運命が待っていました。 米空母に突入する特攻機 特攻機が米空母「エセエックス」に激突し爆発した瞬間 体当たり攻撃を受け、航空甲板の消火作業で混乱する米空母 すさまじい弾幕をくぐり抜け、敵艦にまっしぐらに向かう特攻機 特攻隊の活躍と戦果を一面大見出しで伝える当時の新聞。 (中でも「朝日新聞」が戦争翼賛に最も熱心だったようです。)
坂口安吾(さかぐちあんご)1906.10.20ー1955.2.17 48歳没
今回も前回に引き続き、小説家坂口安吾です。
彼の随筆に「特攻隊に捧ぐ」(1947年執筆)があります。 当初占領軍(GHQ)により発禁処分となりました。 今は普通に入手できますので、ぜひお読みになってください。
その中に、特攻隊にする称賛と敬意と愛情とに満ちた次のような文章があります。
要求せられた「殉国の情熱」を、自発的な、人間自らの生き方の中に見出すことが不可能であろうか。それを思う私が間違っているのであろうか。』
特攻機を背景に記念写真に納まる隊員
出撃する特攻機の見送りを続け、検閲逃れのため隊員から内緒で預かった手紙を代わって投函したり、出撃する隊員たちのようすを自らも手紙に綴り家族のもとへ送り続けたりしたそうです。
過酷な運命の中での、隊員たちの屈託のない笑顔には、かえって胸が詰まります。
特攻機(陸軍四式戦闘機「疾風」) に乗り込む隊員
被弾し猛煙を吐きながらも米空母「エセックス」に体当たり突入を試みる特攻機
特攻攻撃を受け炎上し猛煙をあげる米空母
しかし戦果としては、最大の狙いであった米正規空母は、結局一隻も特攻によって沈めることはできませんでした。
建前上は、特攻隊員は「天皇陛下万歳」と叫びつつ、「天皇のために命を捧げ」、英霊となって「靖国神社」へゆくことにになっていました。
しかし実際は、避けられない死を目の当たりにして、そんな愚かしいことを考えた特攻隊員はいなかったでしょう。 みんな愛する父母や妻子の安寧を祈り、それを育んだ祖国日本の繁栄を願って死地に赴いたに違いありません。
戦前・戦中は、この優柔不断世間知らずの無能なボンクラ男「裕仁」を、こともあろうに神として崇めることを強要し、老練狡猾な連中がそれを利用して国を治める体制が敷かれていました。それが当時「国体」と呼ばれた国家統治体制の本質でした。 それゆえ終戦に際しては「国体護持」が必須の条件となり、その保証を米国から取りつけることに固執。 結果、絶望的状況のまま戦闘が長期化し膨大な犠牲を生みました。
坂口安吾の特攻隊への特別な思いには、私は特段異論はありません。 たしかに、汚泥のようなみじめな戦争の中では、彼の言うように「可憐な花」のように見えたことでしょう。
ただ、そのような特攻作戦に頼り切りそれを拡大させた当時の天皇裕仁を含む指導層の拙劣無能さは、今後も解明を続け責任を明らかにすべきです。
そしてよくあることですが、特攻隊をお涙頂戴の感傷的物語として描くのは、絶対やってはならないことだと思います。
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しつこく 「日本会議」の危険性を訴えます。 「日本会議」の思想と狙い。
※青文字をクリックすると該当のブログ記事や公式ウェブサイトが別ウインドウで開きます。
「日本会議」は、実質上日本最大の皇室翼賛右翼国粋主義団体で、安倍政権とも完全に癒着しています。日本の将来にとって非常に危険な存在です。ジャーナリスト、マスメディアにはもっと調査報道してもらいたいと思います。
このブログでは、今年(2015年)下記①~③の3つの記事を掲載しました。
① 4月12日《日本最大の皇室翼賛右翼団体 「日本会議」 の不気味さに戦慄》http://amba.to/1clzVGf
② 9月29日《「日本会議」日本最大の皇室翼賛右翼国粋主義団体で、極めて危険で悪質な存在です。 ご注意下さい。》http://amba.to/1Vj0HDC
③ 11月 2日《「日本会議」の悪事:天皇中心の国家統治体制(戦前の国体)の復活を狙う悪らつなカルト集団のたくらみ》http://amba.to/1HCR07G
記事を書くに際し、先方「日本会議」にも見解や事実関係を確認すべく、Eメールと電話で何度もやり取りをしました。 本年4月6日に初めて問合せをして以来、その間何度もやり取りがありましたが、核心部分についてはコメントの必要はないの一点張りでまともな応答はありませんでした。
その後強く要請して「何ゆえ天皇が崇敬されるべきだと日本会議は考えるのか」について、やっと昨日12月18日にメールでまともな回答がありました。その要旨は、下記 1.~7. の通りです。
1.皇室は現天皇まで125代連綿と続く悠久の歴史を持つ世界に類例のない貴重な存在。 2.天皇は常に日本国民の安寧を祈り国民を励まし平和を願い、国民と強い絆で結ばれてきた。 3.日本人は千古の昔から変わらないその絆を基に、皇室を中心に一体感を持ち国づくりに励み、多くの試練を乗り越え豊かな日本文化を生み出してきた。 4.武家政権時代でも皇室が民衆の惨禍に手を差し伸べたことがある。 5.国民の皇室への敬愛の念は自然発生的なもので、強制されたものではない。 6.これらが日本の誇るべき揺るがぬ国柄であり、明日の日本を担う若い世代にも伝えていきたい。 7.天皇中心の国家統治体制(戦前の「国体」)の復古については、当会のテーマではない。
ただ、いずれもよく耳にする陳腐な言説で、しかも歴史的事実に反するものや見解の対立するものが多々あります。とても核心に迫る突っ込んだものではありません。
これまでの「日本会議」とのやり取りを通して感じたものは、既に安倍政権という強力な後ろ盾を得ているためか、もはや怖いもなしという傲慢な態度です。
表向き先述のようなソフトな考えを示しますが、やはり「日本会議」の本質は、世界からの孤立を招く恐れのある「皇国史観」による国づくり、つまり天皇を中心とする国家統治体制(戦前の「国体」)を復活させることを目指す危険な団体です。それは「日本会議」に集う政治家・学者・文化人等の顔ぶれを見れば明白です。
かつて日本は、「皇国史観」に支えられた精神主義に陶酔し、「天皇」に守護された世界唯一の特別な国だという、神がかり的な精神で大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)を遂行した結果、膨大な犠牲を生みました。
その教訓を生かそうとしない大バカ者たちの集まりが「日本会議」です。
「日本会議」の本音は、皇室の存在と彼らへの尊崇の念を核とした、戦前の旧憲法(大日本帝国憲法)下のような国づくりをなすことです。その主張の中には、言論表現の自由や思想信条の自由を、ある条件のもとに制限できるという重大なことも含まれています。
そしてそれを実現するため、憲法や皇室典範、その他法律の改訂を狙っています。
しかも既に政治権力に深く食い込み政治的影響力を保有しているため、その実現の可能性は高いと言わざるを得ません。 実際下の二つの図のように、現在の安倍政権を実質的に牛耳っていると言える状態です。
上図の中でも、安倍首相と麻生財務大臣が要職にある「国会議員懇談会」280人·「地方議員連盟」1700人や「美しい日本の憲法をつくる国民の会」、「皇室の伝統を守る国民の会」、「みんなで靖国神社に参拝する国民の会」は、特に政治的影響力が強いと言えます。
安倍政権閣僚の皇室翼賛右翼靖国派組織への所属状況
また「日本会議」の活動の特徴は、できるだけマスメディアに目立たないよう「草の根運動」的に勢力を拡大するところにあります。そうすることで、テレビ、新聞、雑誌等で大きく取り上げられることなく、批判を浴びずに事を進められます。 下の三枚の写真を参照ください。
「日本会議」の入会勧誘には、絶対に乗らないでいただきたいと思います。
「会員募集中」の幟(のぼり)がはためく
キャラバン隊を組んで各地で講演会や広報活動を行なっています。
大日本帝国憲法(旧憲法=明治憲法)を復活させるべきと熱弁を振るう
ここで「日本会議」の思想をもう少し深く探ってみたいと思います。
実は「日本会議」に集う人々は、生物学的ヒトとしての(生身の肉体としての)天皇明仁(あきひと)には、実際はさほど強い興味はないはずです。
彼らが本当に愛着を抱き最も重要視しているものは、その明仁を覆って天皇たらしめている「天皇なるもの」「天皇制度」「天皇システム」といったものです。 それを自らの妄想的な願望(「皇国史観」が描く理想郷)の実現に利用しようというのが「日本会議」の思想の正体です。
しかもこうした思想は日本古来の伝統的なものではなく、たかだか明治維新以降、政治権力によって人為的に作られたものに過ぎません。
結局ところ、生物学的天皇(生身の肉体としての人間天皇)は無能でもバカでもボンクラでもクズでもよい、極端に言えば赤ん坊でもよいのであって、「日本会議」にとっては「天皇という制度システム」こそが肝心の要であり死守すべきものなのです。 よって「皇統断絶」が彼らの最も恐れるものです。
この「日本会議」の思想によれば、ヒトとしての権利や自由を主張する人たちよりも、天皇を頂点に置く国家とそれに服する従順な国民が重要視されます。
こうした考え方に沿って「日本会議」は活動し、その目的を果たそうとしています。
それは戦前、前天皇裕仁(ひろひと)を取り巻いた政府・軍部の重臣や軍人・学者・思想家たちの考えや行動原理、国家観と同種のものでしょう。
「日本会議」はこうした危険な団体で、政権にも既に深く食い込んでいるにもかかわらず、残念ながら国民の多くは、「日本会議」の名称すら、まだほとんど知らない状態にあります。
ぜひそんな状態を解消し、「日本会議」を白日の下に晒し、批判対象とすることが必要です。
そのためにも、再度のお願いですが、ジャーナリスト、マスメディアのみなさんは「日本会議」をもっと積極的に調査報道してくださるようお願いいたします。
2006年 悠仁(ひさひと)誕生で、「日本会議」はこんな大奉祝会を催してまで大喜び。 彼らが恐れる「皇統断絶」の可能性が当面なくなったことがよほど嬉しいようです。
「日本会議」に資料請求したところ、送られてきた広報パンフレット。 皇室を戴く伝統、靖国神社を守る、国旗国歌、愛国心、道徳心、夫婦別姓反対、外国人参政権反対、といった右翼勢力ならではの言葉が並んでいます。
© 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
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相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
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私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」,「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
徳仁くん56歳の誕生日
皇太子徳仁(なるひと)は、きょう2月23日で56歳。
よく考えれば、そもそも皇室なんて、千数百年前の一時期、西日本を統治した豪族の子孫かもしれない、ただそれだけの存在。それ以上の何ものでもない。
ところがそうであるにもかかわらず、明治維新以降、皇室は「価値ある神聖な存在」として為政者にうまく利用され、それによって一般国民はたいへん悲惨な目にも遭った。特に大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)では。
徳仁くん、本当は天皇になんかなりたくないだろう。もう皇室制度は廃止しようと声を挙げてくれ。
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二・二六事件
80年前のちょうど今頃は、陸軍青年将校らが、天皇親政を目指し政府要人を襲撃した反乱(いわゆる「二・二六事件」)の真っただ中にありました。
結局反乱は失敗に終わりますが、以後、軍人を怒らせると怖いという意識が政治家に広がり、軍部大臣現役武官制の復活など、軍部の政治への影響力が非常に強まり、日本は軍国主義化の歩みを強めることに。
そして大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)開戦へと繋がり、その悲劇的経過と結末を生みました。
追記:
それにしても、最近の若い人に「二・二六事件」を知ってるかと聞いても、よく知らないという返事ばかり。 「北一輝」となるともう誰も知らない。 学校での歴史の教育は、「現代史」にもっと重きを置くべきではないでしょうか。「卑弥呼」や「大化の改新」より「二・二六事件」の方がはるかに今の日本にとって重要です。
前にも書きましたが、日本とアメリカが、かつて総力を傾けて激しい戦争をしたことさえ知らない若者が多いのには驚くばかりです。
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大津地裁の高浜原発3・4号機の停止を命じる仮処分決定について
原発にだけ「ゼロリスク」を求めるのは、まったくおかしなことです。リスクは感情的に判断するのではなく、理屈に基づいて定量的に考えることが重要です。
裁判の分野でこうしたヘンな判断が続くと、数学や統計学など理系が苦手な連中、つまり「確率」や「期待値」「リスク」「分散」「標準偏差」などを理解できない、「文系バカ」ばかりが大学の法学部に入り司法試験を経て裁判官になっているのではないかと、疑わざるを得ません。
追記(3月13日):
人間は「感情」で動く存在なので、こうした理詰めの話だけで論じるのは良くないという批判を受けました。
確かに反原発の主張も「感情」に強く引っ張られたものと言えます。
しかし、国家の命運を左右する、政治家や裁判官の地位にある者は、極力理屈を重視して判断し、一般国民を納得させる役目を負っているのではないでしょうか。
その意味では、やはり今回の仮処分決定を出した裁判長は批判されるべきです。
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「日本会議」の危険性を、しつこく何度でも強く訴えます。
日米開戦(1941年12月8日)時の首相 東條英機(とうじょうひでき)。 こんな国家指導者がまた現れる可能性があります。 東條英機は天皇裕仁を非常に崇敬しており、裕仁も彼を信任していた。 『日本会議』は、天皇は「125代男系万世一系」であり、それが尊厳の源泉だと主張するが、証明のしようがない。不倫や系図の捏造の可能性もある。理性的に考えれば「125代男系万世一系」が真実である可能性は限りなく0%に近い。信じたい者だけが信じているだけのこと。
『日本会議』(にっぽんかいぎ)、日本最大の皇室翼賛極右組織(いわゆる街宣右翼ではなく、法律上民間の任意団体であるが性格は政治団体に近い)が、安倍政権成立以降急速に勢力と活動を増しつつあります。
それは「言論表現の自由」や「思想信条の自由」 「基本的人権」を制限し、再び日本に不幸を呼び込むリスクを高めます。
『日本会議』の狙いは、単に日本の古き良き伝統・習慣を守ろうというような生易しいものではありません。 再度言うと、国家レベルで、戦前の「国体思想」「大日本帝国」を復活させることにあります。 そしてその実現には『天皇』が必要不可欠になるため、徹底して皇室翼賛に力を注ぎます。
『天皇』が、いかに政治に利用しやすくその効果も大きいかは、明治維新の過程で証明済みだからです。
これが先の大戦で国民に送られたいわゆる「赤紙」(召集令状)。 これは、本人の意思にかかわらず、軍の最高指揮権者でもある天皇の命令に従い兵士として戦うことを要求する令状で、死ねば「靖国神社」に祀ると約した。 『日本会議』の思想に従えば、こんなことが復活するリスクもある。
大東亜戦争(アジア太平洋戦争)の全てを正当化し、特に「特攻」を美化する『日本会議』。 再びこんなことが称賛されることになりかねない。
こういうおバカことを主張する人間やそれに同調する人間が増えつつあります。 竹田恒泰もそのひとり。 明治天皇の玄孫(やしゃご/孫の孫)であることと、父がJOC会長(竹田恒和)であることだけが売りの人物(皇室研究者・作家・タレント)で、『日本会議』への積極的な支援者です。(典型的な苦労知らずの金持ち慶応内進組のボンボンでもある)
画像は、読売テレビ「そこまで言いって委員会」で、森喜朗元総理の発言を積極的に支持するようす。
フロント活動部隊を設立して、徹底的に皇室を礼賛する『日本会議』 講演しているのは『日本会議』第3代会長 三好達(みよしとおる)元最高裁判所長官
『日本会議』の考えに沿った憲法改訂が、加速度的に進む危険性があります。
安倍政権と『日本会議』の親密ぶりがよく分かる。
安倍内閣総理大臣(=首相)自身を含め、安倍内閣閣僚の大半が『日本会議』とその連携組織『神道政治連盟』の会員となっている。
『日本会議』と安倍政権の癒着ぶりを報じる記事 2016年3月23日付朝日新聞
海外メディアも警戒する『日本会議』と安倍政権の親密ぶり 2015年8月16日付東京新聞
『日本会議』発行の天皇ヨイショ本。 これを見ただけで『日本会議』の性格や狙いが分かる。
それゆえに本来最も参拝すべき立場にある天皇すら『靖国神社』を忌避して参拝していない(裕仁は1975年を最後に取り止め、明仁は一度も参拝せず)。
現天皇明仁(あきひと)自身は、善人で平和主義者であるようであるようだが、『日本会議』と自民党や財界、宗教界の手にかかれば、戦前のように軍の頂点に担ぎ上げられ、「明仁」の名でさまざまな軍事行動が可能となる体制を復活させることが可能。
※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」,「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
自民党の憲法改正草案による憲法改正には断固反対
きょう(5月3日)は憲法記念日、憲法改正については次のように考えています。 自民党の改憲草案は、これまでこのブログで何度も批判してきた『日本会議』の考えが色濃く反映されており、とても賛成できるものではありせん。 主な論点は以下の通りです。 1. 本来、憲法の目的は、国民が国家権力に対抗してそれを制御することにあるのに、自民党改正草案は全体主調が、国家権力が国民を国家と同じ方向を向かせることに主眼がある。 2. 前文において、国民より国家を重視する姿勢が明らか。主語が「日本国民」から「日本国」に変わり、さらに「天皇をいただく国家」との表現を前面に打ち出すなど、国民主権よりも、国家の形態や統治体制をいかにするかに重点が移っている。 3. 自民党改正草案では新たに「公の秩序に反しない限り」という概念が持ち出されている。これの拡大解釈によって国民の人権が大幅に制約される危険性がある。 現在の日本国憲法(1946年11月3日公布、1947年5月3施行) 現憲法が、たとえGHQにより わずか一週間で原案が作られ押し付けられたものであったとしても、内容が優れ国民が承認しているものなら、「GHQ」や「一週間」「押し付け」は憲法改正の理由にはなりません。 注※青文字をクリックすると4月9日付関連記事が別ウインドウで開きます。
日本最大の皇室翼賛極右組織『日本会議』と安倍政権との癒着ぶりがよくわかる。
自民党 森喜朗(もりよしろう)元首相、2000年5月15日、「日本はまさに天皇を中心とした神の国」と発言し、大きな波紋を呼び批判された。 しかしその後もこの発言を肯定する右派論客が次々現れた。
前述の自民党の憲法改正草案で改正されるぐらいなら、今のまま変える必要はないと考えます(必ずしもベストではありませんが)。
© 2016 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
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相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」,「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
オバマ大統領とジャーナリストに望むこと
しかしアメリカ合衆国は責任を一切認めず、日本政府もマスコミも同国の戦争犯罪責任を追及しない。
当然この主語は、世界最悪の戦争犯罪を犯した「アメリカ合衆国」でなければならない。 当日大統領が訪問した際、その主語を彼に書き足してもらうべきです。
そして本物のジャーナリストがいるなら、オバマ氏に見解を問い質すべきです。
追記:
近代以降の歴史に限れば、戦争で非戦闘員や無辜の市民を世界で最も大量虐殺してきたのは、実はアメリカ合衆国ではいかと感じます。日本でもナチスドイツでもありません。
アメリカ先住民に対する虐殺(ほぼ全滅させられた)、ハワイ王国への侵略、フィリピン植民地化に伴う虐殺、日本・ドイツの大都市住宅地への絨毯爆撃、広島・長崎への原子爆弾の投下、ベトナム戦争での無差別爆撃、イラク侵攻等々。
しかし、これらは一度も戦争犯罪として裁きを受けたことがありません。
やったもの勝ち、後の祭り、ということでしょうか。
さらに毛沢東が建国した共産党中国やレーニンに指導されたソ連(現ロシア)も、アメリカと並ぶことを解明すべきです。(どちらも数千万人単位の犠牲者があるはず)
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