ひょっとしたらこんな大金持ちになれるかも…… 夢を買いたい気もする。 当選番号は偶然性だけによるので、宝くじ1枚あたりの当選確率を高めるテクニックはありません。 ※ ご注意!
私の「なりすまし」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。 相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログやコメント非承認制の有名人のブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。
私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。 また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。 私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび、最近では「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。
これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
理屈で考えれば、宝くじは買えば買うほど損をするけど……
ある時から、宝くじを買うのをピタリとやめました。理屈で考えれば、宝くじは買えば買うほど損をすることが分かったからです。 以来1枚も買ったことがありません。 ( しかし今年は買ってみるつもりです。理由は後述。)
世間には、宝くじを何百万円も買う人もいます。 確かに大量に買えば当たる可能性は高まりますが、それに比例して損失金額(当選金額-購入金額)も確実に膨らみます。
まず、宝くじは、競馬やパチンコと違って、当落が純粋に偶然性だけに左右されるので、宝くじ1枚あたりの当選確率を高めるテクニックは絶対ありません。
さらに、たとえ1万枚買っても、何億円も利益を出せる可能性なんて、空から隕石が落ちてきて自分の家の屋根をぶち破る可能性より低いと言えます。
極端な例を考えれば分かります。 仮に年末ジャンボ宝くじを全部買い占めれば、必ず100%当選し、100%全部当選金を獲得できます。 ところが絶対に、その当選金総額は、宝くじの購入金総額よりも、胴元(政府と銀行)の経費や利益、慈善事業への寄付などの分(計約50%)だけ少なくなります。 結果、莫大な額の損失が必ず生じます。
同じように考えていけば、宝くじを買う額を減らせば減らすほど、損失の額が減ることが分かります。
よって金銭面だけを理屈で考えれば、1枚も買わないのが損失がゼロで最も儲かるのです。 買えば買うほど損失が膨らむという結論になります。 これを統計学でいう期待値で考えれば、買えば買うほど損失金額の期待値が大きくなるということです。
もう一度統計学的に宝くじの特性を整理すれば、宝くじは、
①買えば買うほど、当選する可能性の期待値は大きくなる。
②買えば買うほど、得られる当選金額の期待値は大きくなる。
しかし、
③買えば買うほど、損失金額の期待値が大きくなってしまう。
従って1枚も買わないのが一番儲かる(損をしない)のです。
でも普通は、①だけ、あるいは①と②しか考えないようです。 ③まで考える人はごく少数でしょう。
ところがまったく別角度から見れば、「1枚も買わない」のでは、ひょっとしたら大金持ちになれるかも知れないという夢や慈善事業への寄与感といった「非金銭的満足感」が得られないという問題が生じるのも事実です。
こうした「非金銭的満足感」は、主観的で曖昧なので、統計学のような理屈ではうまく扱えず、合理的な結論が出せません。
そこに胴元(政府と銀行)がつけ込んできます。 宝くじは、「金銭」的には確実に国民に損害を与えるが、それを上回る「非金銭的満足感」を国民に与えるので問題はないというのが、胴元である政府と銀行の言い分です。
「非金銭的満足感」の方は、確かに買えば買うほど大きくなると感じる人が多いようです。 ゆえにその「非金銭的満足感」をできるだけ大きく見せようと、あんな風に派手な広告宣伝をするわけです。(冒頭の画像参照)
まあ色々考えた結果、今年は固いこと言わずに、金儲けではなく、「非金銭的満足感」を目的に年末ジャンボ宝くじを1枚だけ買ってみることにします。
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宝くじについて考えたこと。 理屈では、宝くじは買えば買うほど損します。 ところが……
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