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「君が代」斉唱の強制に改めて反対する。

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 「君が代」歌詞


わたしの意見


  昭和天皇裕仁(ひろひと) 1901. 4.29-1989 1. 7

わたしの意見-裕仁91改


  現天皇明仁(あきひと) 1933.12.23-

わたしの意見-明仁

先日(9/19)の新聞(日経)に、「君が代斉唱 『目視確認を』、大阪府教育委員会 各校に通知」という記事が載りました。 (読売、朝日も同様の記事を掲載)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19023_Z10C13A9CC0000/

(なおこれに先立って、大阪府は橋下徹大阪市長が知事時代の2011年6月、教職員に「君が代」の起立斉唱を義務付けた条例を制定しています。)


この記事を見て私は虫酸が走り、「君が代」を歌う歌わないは、各人の思想・信条に任せるべきであり、歌わない教職員や生徒がいても何も問題ないという思いを改めて深めました。


私自身、以前勤務していた会社で、記念式典等の際に式次第の一つとして「君が代」斉唱の場面が少なくとも百回以上はありましが、入社から退職するまで全て歌うのを拒否してきました。


実はその会社で、もう二十年以上前になりますが、社員が「君が代」をちゃんと歌っているどうか、「口元チェック」をした重役がいたのです。

私がいつものように口をへの字につぐんでいたら、式典が終わった後、その重役の部屋に呼びつけられ、なんで「君が代」を歌わないのかと詰問を受けました。 ただ、私が自分の信条として歌わないと答えると、「そうか」と言って納得してくれ、何の処分もありませんでした。 妙に話のわかる重役だったのが印象に残っています。 それ以降も管理職クラスに昇進しても一切歌わないまま会社勤めを終えました。


ところが、大阪府の公立学校の教職員になると、そういうわけにはいかないということになります。 卒業式等でちゃんと「君が代」を歌わないと厳しい処分が待っているのです。 あまりにもバカげています。


「君が代」の「君」が何を指すのかは諸説ありますが、旧憲法下では、当然のごとく「天皇」を意味し、現在も概ねそう解釈されています。 上の写真の人物昭和天皇(ひろひと)や現天皇明仁(あきひと)が「君が代」の主人公なのです。

そうなると、何でこの男たちに代表される「天皇」の世が末永く続くことを願わなければならないのか、ふざけるなと言いたくなります。


国歌はあってもよいのですが、それが「君が代」である必要はないし、あるべきではないと思います。 国歌としては新たなものを制定すべきです。 思想・信条の自由を保障する現憲法下では、「君が代」を国歌として認めたくない自由も保障されなければなりません。 (敬称略)


© 2013 HIRAI HIROAKI


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