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教育勅語の真の狙いが何なのか、柴山文部科学大臣は理解しているのか

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画像①

 

画像②

 

画像③ 

 

画像① 教育勅語原文 天皇睦仁(明治天皇)の勅語という形をとって1890年10月30日に発布され、学校教育を通じて全国民に徹底された。

 

画像② 1940年2月に当時の文部省が、教育勅語の内容を分かりやすく通釈したもの。 掲載画像は、その通釈に政府が狙いとしたところを赤字で示し下線を付してある。 なおこの全文通釈の完全な原文は、末尾記載の(注)を参照ください。

 

画像③ 最近、教育勅語を暗唱させる幼稚園が話題となった。 このようなことが今後教育の場で広がることが望ましいことでしょうか?

 

 

 

今回の内閣改造で、文部科学大臣に起用された柴山昌彦氏が、明治期に制定された教育勅語を肯定的にとらえ、現代風にアレンジして教育現場で活用することは検討に値するという趣旨のことを、就任記者会見で述べました。

 

しかし、かつて教育勅語を義務教育を通じて徹底させた「真の狙い」は、国民を天皇の「臣民」と位置付けることを教育の根幹とし、いざとなれば天皇と天皇の治める国家のために命を投げ出す覚悟をせよということです。

 

つまり国家権力は、こうした思想を教育勅語により全国民に叩き込み、天皇を利用した国家統治体制・国民統制体制、そして新たな天皇制度(天皇の神格化等)の構築に成功したのです。

 

絶対に教育勅語を復活させてはなりません(当然現代風にアレンジしたものも含めて)

 

 

 

(注)教育勅語の全文通釈 (1940年2月 文部省)

朕がおもふに、我が御祖先の方々が国をお肇めになつたことは極めて広遠であり、徳をお立てになつたことは極めて深く厚くあらせられ、又、我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であつて、教育の基づくところもまた実にこゝにある。汝臣民は、父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互に睦び合ひ、朋友互に信義を以て交り、へりくだつて気随気儘の振舞をせず、人々に対して慈愛を及すやうにし、学問を修め業務を習つて知識才能を養ひ、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守し、万一危急の大事が起つたならば、大義に基づいて勇気をふるひ一身を捧げて皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚[あまつひつぎ]の御栄をたすけ奉れ。かやうにすることは、たゞに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなほさず、汝らの祖先ののこした美風をはつきりあらはすことになる。

こゝに示した道は、実に我が御祖先のおのこしになつた御訓であつて、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共々にしたがひ守るべきところである。この道は古今を貫ぬいて永久に間違がなく、又我が国はもとより外国でとり用ひても正しい道である。朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守つて、皆この道を体得実践することを切に望む。

 

 

© 2018 HIRAI HIROAKI 

 

   

   

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私が政治経済社会問題に関してやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙るニセ者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」「NEWS PICKS」「iRONNA」「THE HUFFINGTON POST」「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。

 


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