くどいようですが、天皇の正しい理解はこうです:
意外かもしれませんが、今の天皇制度は、幕末明治維新の志士=主に薩摩長州の下級武士がデッチ上げたものです。
彼らは、『神代の昔から万世一系の天皇が日本の正統な統治者だ。』 という水戸学の誇大妄想思想を吉田松陰から知り、倒幕に利用。 当時死に体だった天皇を神輿に担ぎ、天皇を中心とする(実は利用する)国民国家統治体制を築いたのです。
それが今日のような天皇への認識を生じさせたに過ぎません。
言いかえれば、天皇制度は、討幕派テロリストたちが、武家政権打倒・新政権樹立のため、当時レイムダックだった天皇を担ぎ上げ、その天皇に神聖不可侵・現人神の装飾を施したものです。
それは西洋のキリスト教に相当する一神教のカルトのようなものとして、江戸期の分散的な民衆を国民国家に統合する役割を果たしました。
その後日本は、この天皇を中心とする(実は利用する)国民国家統治体制のもとで、欧米列強に伍して近代化・軍拡を急速に進め、ついにはアジア太平洋戦争(大東亜戦争)に至り、国家滅亡の崖っぷちまで追いやられたのは周知のとおりです。
こう考えると、天皇制度は、現在では既に役割を終えています。
よって天皇を敬うなんてことは、幕末の下級武士がデッチ上げたペテンに、いまだにダマされているようなものです。
そしてこのまま天皇を温存することは、戦前戦中の天皇の政治利用による惨禍を再び招く危険要素をも温存することになり、日本の未来の幸福と安全が脅かされます。
折しも安倍政権のもとで、「戦前回帰」や「右傾化」の機運が社会を覆いつつあるのは否定できません。
もはや、現天皇明仁の生前退位よりも、天皇制度自体の廃絶を考えるべきです。
現天皇 明仁(あきひと) 1933.12.23ー 在位 1989.1.7ー(2019.4.30 退位の予定)
また明治維新後、政府はこうした皇国史観に基づく物語を意図的に創作し、義務教育を通して全国民を教化しました。 もちろん歴史的事実ではありません。
ただ、現在でもその名残で、こうした考え方にとらわれている人々がいるのも確かです。
© 2017 HIRAI HIROAKI
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