やはり登場した大御所、大江健三郎氏 近年は本業の小説より市民運動にご執心のようです。 石田純一氏 結構まともなことを言ってましたが「戦争は文化ではありません!」には笑える。 今回の安保法制反対デモ、55年前の1960年の安保闘争と比べると、格段に真剣さに欠け、レジャー感覚で参加して騒いでいるのも多いようです(もちろん確固たる強い信念を持ち参加している人もいます)。 1960年の安保闘争(日米安全保障条約改定反対闘争) 国会議事堂を取り囲むデモ隊 © 2015 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止
茂木健一郎氏 デモに便乗してお得意の「アハ体験」か?
さらに規模も比較にならないほど小さい。こんな程度のものが「国民の民意」として、国会議員による議決を覆えすようなことがあれば、それこそ「議会制」民主主義の否定です。
したがって国会は、絶対にこんな低レベルのデモに目をくれるべきではありません。 もっとも今のところ、安倍晋三首相も全く気にしている様子はありませんが。
一番上の画像の変なオジサンは、あの胡散臭い自称脳科学者の茂木健一郎氏です。
何やら妙な歌を叫んで、はしゃいでいます。 デモに意味なく参加して騒ぐのも、脳を活性化する同氏の売り物「アハ体験」なのでしょうか。 むしろデモに便乗して、マスメディアをちゃっかり利用しようという魂胆のようです。
大江健三郎氏が姿を現すのは、いつもの決まり事として分かりますが、さらに、何を思ったか、俳優の石田純一氏が国会前のデモに顔を出し、演説をぶったようです。 が、どうも本気度は低く、売名人気取りが本音と見た方がよさそうです。
国会前に多くのマスメディアが集まることを知って、ひとつ立派なことを喋ってやろうと前々から準備をしていたのでしょう。「戦争は文化ではありません!」も周到に計画した受け狙いのようです。
一方下に掲げた白黒写真は、1960年の安保闘争時のものです。 当時幼稚園児だった私の耳にも「あんぽ~はんたい」の声が届いていた強い記憶があります。 園内で隊列を組んで練り歩く「あんぽはんたいゴッコ」が流行りました。 そんなことからも広域大規模で重大な政治闘争だったことが窺えます。
資料映像を見ると、あの闘争は、当時の岸首相に対する、激烈で真剣で命懸けの運動だったようです(実際に死者も出ており、岸首相は退陣を余儀なくされました)。 また当時の社会思想にも大きな影響を与えました。
今回のものとは「本気度」がまるで違うと言わざるを得ません。
なお私自身は、今回の安保法制の整備は、日本を取り巻く安全保障状況の変化に対応するために必要不可欠であり、違憲か否かは、後日の訴訟で判断を仰ぐか、元々矛盾を含む憲法第9条の改正を行なえばよいと考えます。
追記(9月19日):
9月19日未明、参議院本会議で採決が行なわれ、安保関連法は成立しました。
ただ、今回の安保法制はあくまで自民党政権安倍内閣の解釈改憲の上に成り立っているため、法的安定性を欠くことは事実です。 できるだけ早く根幹の憲法第9条を改正すべきです。
9月19日午前2時過ぎ、 参議院本会議で安保関連法が可決成立
※ ご注意! 私の「なりすまし」「ニセ者」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。
相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログや政治家・芸能人等の有名人のブログ・Twitter)に、私の名でくだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。
また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。
私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。