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日本海軍の巨大戦艦 「大和」と「武蔵」と

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戦艦大和(やまと)の同型艦の武蔵(むさし)、共に世界最大の戦艦。 就役後間もない頃の写真か。

戦争\大和45


錨をおろした戦艦大和。 出撃せず停泊していることが多く、さらに当時の軍艦では珍しく冷房装置が装備されていたため「大和ホテル」と揶揄されることに。 武蔵も同様で、「武蔵御殿」と皮肉られる
戦争\大和37


シブヤン海戦で米軍機の攻撃を受ける戦艦大和。 直撃弾が命中した瞬間。  1944年10月26日戦争\大和70


沖縄への海上特攻の途中、米軍機の集中攻撃を受け逃げまどう戦艦大和。  1945年4月7日

相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば「保守速報」や津川雅彦氏等の芸能人ブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。 私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとの虚偽の情報が流されたりもしています。


原発停止が、日本経済をスタグフレーションに陥れる危険性あり。全原発を直ちに再稼動させるべきです。

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© 2014 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止


※ ご注意! 私の「なりすまし」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。

相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば「保守速報」や津川雅彦氏等の芸能人ブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。 私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとの虚偽の情報が流されたりもしています。

明治維新以降の天皇は、統一国家意識を国民に植え付けるための偶像として政府が仕立て上げたものです。

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明治天皇 睦仁(むつひと) 在位 1867. 1.30-1912. 7.30
皇室\睦仁4改2
        
大正天皇 嘉仁(よしひと) 在位 1912. 7.30-1926.12.25
皇室\嘉仁12改
              
昭和天皇 裕仁(ひろひと) 在位 1926.12.25-1989. 1. 7
皇室\裕仁90
                       
現天皇 明仁(あきひと) 在位 1989. 1. 7-
皇室\明仁589改
            

いまだに一部の人たちが信じている俗説があります。  
『日本は二千年以上にわたる125代の万世一系の天皇を中心とする神の国で、天皇は日本の伝統・文化そのものだ。』 という、皇国史観の持ち主や
天皇崇拝者の妄想が生んだウソ話です。

     
安倍晋三首相も以前(2012.5.20)あるテレビ番組で、「皇室の存在は日本の伝統と文化そのものなんですよ。まあ、これは壮大な、ま、つづれ織、タペストリーだとするとですね、真ん中の糸は皇室だと思うんですね。

この糸が抜かれてしまったら、日本という国はバラバラになるのであって、天皇・皇后が何回も被災地に足を運ばれ、瓦礫の山に向かって腰をおられて、深く頭を下げられた。

あの姿を見て、多くの被災地の方々は癒された思いだと語っておられたでしょ。あれを総理大臣とかね、私たちがやったって、それは真似はできないんですよ。二千年以上経って、ひたすら国民の幸せと安寧を祈ってきた皇室の圧倒的な伝統の力なんですよ。」 と陳腐でお粗末なことを語り、このウソ話を妄信しているようです。
     
実際は、天皇が民衆に周知されるようになったのは、たかだか、明治以降に天皇崇拝政策が実施されてからのことです。 睦仁、嘉仁、裕仁と現在の明仁の4代の天皇がそれにあたります。

明治維新以降の天皇は、統一国家意識を国民に植え付けるための偶像として、「靖国神社」とセットで、政府が新たに仕立て上げたもの従ってこれらの天皇は、千数百年にわたる日本古来の伝統・文化とは、およそ関係のない存在です

                  

ところで昨今の情勢では、今後急速に皇族が減少し、皇統の断絶が現実味を帯びてきています。 が、上記のことを考えれば、そのまま皇室が消滅しても何も問題はなく、いっそ政治や軍事に天皇が悪用されないよう、積極的に廃絶してしまう方が、日本の将来の安全ためには良いのではないでしょうか。
 
(敬称略)

     
© 2014 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止

     

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相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログやコメント非承認制の有名人のブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。 私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび、最近では「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。


1945年8月15日 敗戦を知らされた日

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1945年8月15日の皇居前(当時は宮城前と呼ばれていた)

戦争\敗戦3


大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)で日本軍の統帥権者(最高指揮権者)だった当時の天皇裕仁氏

皇室\裕仁45改改

69年前のきょう(8月15日)、大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)での日本国軍隊の無条件降伏を主軸とするポツダム宣言を受諾したことを、当時の天皇裕仁氏が自身の声で国民に知らせました(陸軍の一部将兵による妨害があったものの、予定通り前日に録音した録音盤を再生してラジオで放送)。

            
■ ポツダム宣言の受諾を知らせるラジオ放送(終戦の詔勅 いわゆる玉音放送)

http://www.youtube.com/watch?v=LSD9sOMkfOo (現代語訳付き)

        

この時期年中行事のように、テレビ等のマスメディアは「戦争」を感傷的にとりあげる傾向があります。

そして、いつも肝心なことを回避します。 天皇をはじめ戦争指導者の責任追及や戦争の理論的分析です。 特に「天皇」の問題に斬り込むことをしようとしません。

      

天皇は、名目的なものではあったものの、日本の立憲君主であり日本陸海軍の統帥権者(=最高指揮権者)でした。 戦時中、政府と軍部首脳は、天皇崇拝政策を強化し、さらに「靖国神社」がそれに加担します。 国民はそれに逆らうことは不可能でした。

結果、多くの兵士や市民が、天皇の命令で犠牲となりました(上官や官吏の命令は天皇の命令とされた)。 その数は日本人だけで三百万人を超えます。

       

現在も一部に、「大東亜戦争は、欧米列強による世界支配を日本が阻止した戦いであり、全世界の有色人種の未来を担った戦いだったのである。 決して侵略戦争ではなく、アジアを白人支配から救う聖戦だったのだ。」 と主張する愚劣な勢力があります。

「軍事的には負けたが、あの戦争は正しかった。」 と強弁する、「靖国神社」に付属する戦史博物館「遊就館」がそれを如実に物語っています。

      

しかし本当は、そんなウソくさい言い方をせず正直に、日本も西欧列強を真似て領土拡大と資源獲得を図り、世界支配の仲間入り(特にアジアの盟主として君臨)したかったと素直に言えばよいだけのことです。 少なくとも中国への軍事侵攻は侵略以外の何ものでもありません。

要は、大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)とは、日本が遅れて植民地獲得戦に割り込もうとして欧米にたたき出され、ボロ負けした戦争です。

        

敗戦後、当初天皇制は廃止され裕仁氏も戦争犯罪人として極東軍事裁判で裁かれる予定でした。 ところが、米国の占領政策上、天皇崇拝に洗脳された状態を利用した方が得策との米国の判断で、天皇制が維持され裕仁氏も不起訴となります。

      

注: なお、極東国際軍事裁判(東京裁判)は、敗戦国の犯罪のみを一方的に裁く不当な裁判という性格を有します(そもそも裁判とは言えない)。 例えば、米国の原爆投下や東京大空襲による民間人無差別大量虐殺は明らかに戦争犯罪であるのに、問題とされませんでした。 また欧米列強によるアジア侵略も取り上げられませんでした


(つづく)

    

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原子力の平和利用の努力に水を差す反原発派の愚かさにはいい加減あきれます。

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いつもの顔ぶれのデモ行進 彼らの考え方は理性的に見ればとても私には理解できません。
ブログ用\大江健三郎29


反原発とあらば、やたらと顔を出す反原発界の重鎮 大江健三郎氏(中央ネガネの男性)

ブログ用\大江健三郎25


決して自然エネルギーで電力需要は賄えません。 せいぜい原子力エネルギーを補完できる程度です。

ブログ用\反原発49


またかと思われるかも知れませんが、原発がまともな状態に戻るまで書き続けます。

    

「現在原発が全部止まっていても、電気は十分足りているではないか」という反原発派の意見がありますが、とんでもない誤りです

   

原発を止めために、足元を見られた高値で液化天然ガス(LNG)を輸入、火力発電所をフル稼動させ、さらに節電を求めて、やっとギリギリ電力需給をバランスさせている状態です再生可能エネルギーなんか全くアテにできません)。 こうした状態の方が、原発稼動状態より、はるかに危険です。

もしそんな逼迫した状態で突然長時間の大停電が起きれば、多数の死者が出ることは確実です。 電気で生命を維持している傷病者がどれ程危機に晒されるか、反原発派は考えられないのでしょうか。

また、発電用燃料の輸入急増による経済への打撃も大きく、電気料金の高騰により企業の採算が悪化し人的損失も生じています。

このままではインフレーションと不況が同時進行する事態(スタグフレーション)を招く恐れがあります。

さらに、火力発電による大気汚染やCO2排出増大の問題も起きます。

こうしたリスクには、反原発派は考えが及ばないのでしょうか。

    

反原発派は、「原発事故は一度起きたら最後、収拾がつかなくなり莫大な人的物的被害生じる。」と主張しますが、果たしてそうなる確率がどれ程あるというのでしょうか。

世の中の全ての出来事は確率的現象で、発生確率0%はあり得ず、当然ゼロリスクもあり得ません。 よって原発もいつかはそんな大事故を起こす可能性があります。

しかし問題はその確率がどの程度かと言うことです

    

ところが彼らが絶賛した、5月21日の福井地裁の判決(控訴中)では、「具体的な危険性が万が一にもあれば運転が差し止められるのは当然」と、合理性を欠いたバカげた考え方を示しました。

原発に限らず世の中の全てのもの(例えば航空機)には、具体的な危険性が万が一にもあるのは当たり前のことです。 こんな判決が罷り通ったら、旅客機や鉄道、バス、タクシーの運行さえも差し止め対象になってしまいます。

   

実は今回の福島原発事故で、原発特有の放射線被曝による健康被害は1件も発生していません。十分に管理され収拾がついています。 決して「収拾がつかなくなり莫大な人的物的被害生じる」事故には至っていません。

反原発派が言う収拾のつかない重大事故が起きる確率は、0%ではないものの、かなり0%に近くリスクは相当小さいと言えます。

むしろ反原発派の非論理的で過剰に危機感を煽る行為や過大な避難政策、風評等による被害のリスクの方がはるかに大きく深刻です

                       
また反原発派の一部には、「原子力村」や「原発利権」などという仮想敵を勝手に作り上げ、それを非難攻撃して悦に入っているだけの卑劣な人間もいます。

いずれにしても、彼らは、もう一度学校に戻って、理科や数学、統計学をしっかり勉強し直すべきでしょう。 反原発派は、原子力を問答無用で「悪」と決めつける思考回路を修理しなければなりません。

この分では、原子力ロボットの活躍を描く漫画「鉄腕アトム」も、反原派は槍玉に挙げるのでしょうか。 原子力エネルギーは人類の英知をつくして活用すべきです。

ある著名な評論家が断言した 「反原発派はすべてバカである。」が、最近だんだん納得できるようになってきました。

            
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また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび、最近では「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。



1945年の夏、「玉音放送」をめぐる出来事(巷間知られていることを改めてまとめたものですが)

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「大東亜戦争終結ノ詔書」(終戦の詔書)原本
終戦の詔書2改2

1ページ目
戦争\終戦の詔書7ノ1

  

2ページ、3ページ目
戦争\終戦の詔書7ノ2

4ページ、5ページ目
戦争\終戦の詔書7ノ3.
    
6ページ、7ページ目
戦争\終戦の詔書7ノ4

                      
8月14日に天皇裕仁氏自身が終戦の詔書を読み上げものが録音されたいわゆる玉音盤」。 徹底抗戦を主張する一部陸軍青年将校がクーデターを計画し、これを奪取し放送を妨害しようとしたが失敗に終わる。戦争\玉音放送3                   


1945年8月15日の新聞
戦争\終戦圧縮


「玉音放送」に耳を傾ける人々。 1945年8月15日正午過ぎ

戦争\玉音放送6

(8月15日の記事 http://ameblo.jp/hirai-h/entry-11910014202.html のつづき)


大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)は、サイパン島陥落(1944年7月)、硫黄島陥落(1945年3月)、沖縄戦敗退(1945年6月)により、1945年の夏には、完全に日本の敗北が決定的になっていました。

          

ただそれ以前から、政府・軍部首脳は終戦処理を探っていました。 その一つとして、日ソ中立条約の期間中だったソ連に和平交渉の仲介を要請し、それに強い期待を寄せていました。 ところが、まったく進展しません(ソ連はヤルタ会談での決定を受け中立条約を破棄し日本に宣戦布告する予定をしていたため)。

そこで、「一億総玉砕、一億総特攻」による徹底抗戦を訴える強硬論、もう一撃加えてから有利に講和に持ち込もうとの考え、極力早期講和を目指すべきとの主張等さまざまな意見で対立し、膠着状態のまま時間だけが流れます。

          

そんな状況下、1945年7月26日、米英中ソ4か国(実質は米のみ)の起案による降伏勧告「ポツダム宣言」が発表され、翌27日には日本政府に伝えられました。

しかし、ソ連の仲介による和平工作に期待していたこともあり、当初はこれを黙殺することになります。

        

この頃、政府・軍部首脳が最も懸念していたのは、「ポツダム宣言」受諾によって国体(=天皇を中心に統治する政治体制)が護持できるかどうかなのです。 要は天皇制を維持できるか否かが、彼らにとって最大の関心事でした

         

このため、受諾を躊躇逡巡する時間が長く続きます。 そしてそれ故その間に、8月6日・9日の原爆投下と8月9日のソ連の対日参戦を招いてしまいます。
この期に及んでも、国民の生命財産を守ることより 「国体の護持」(天皇制を守ること)に固執します。このため受諾が遅れ、さらなる莫大な犠牲者を生んでしまったのです。(米国にとっては、そうなることを折り込んだ上での降伏勧告だったようですが。)

                

原爆投下とソ連参戦を受け、ようやく8月10日と14日に御前会議を開きポツダム宣言受諾を決定、直ちに正式に連合国側に通告します。 そこで、国民と軍隊にそれを知らせるための「終戦の詔書」をその日に閣議で作成、決定しまします。(その閣議は詔書の文面をめぐって激しい議論があり相当紛糾したようです。)

同日、天皇裕仁氏自身がその詔書を読み上げ録音した録音盤を、翌8月15日に放送局で再生してラジオ放送する段取りが組まれました。

     

ところが、8月14日のポツダム宣言受諾を知った一部陸軍青年将校が、クーデターによってその放送を中止させ「本土決戦内閣」を樹立しようとします。 しかし、8月15日未明に宮城(皇居)の一部や日本放送協会(NHK)などを占拠したものの、陸軍首脳部の同意を得られず失敗に終わります。

       

こうした緊迫した情勢を経て、予定通り、8月15日正午過ぎ、「終戦の詔書」を読み上げる天皇の肉声が録音盤によってラジオを通じ流されました。


なお最近、宮内庁編纂による「昭和天皇実録」が完成し、9月に公開されることになりました。 大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)に関する新たな事実が明らかになることが期待されます。 ただ当然皇室にとって不都合な事実は伏せられる可能性が高いので、その点は注意が必要です。

       
ポツダム宣言の受諾(戦争終結)を知らせるラジオ放送いわゆる「玉音放送」

http://www.youtube.com/watch?v=LSD9sOMkfOo (現代語訳付き。ただしあまり適切でない訳なのでご注意ください。

          

(参考)


「大東亜戦争終結ノ詔書」(終戦の詔書)全文


 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク


 朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ


 抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遣範ニシテ朕ノ拳拳措カサル所 曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス 加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ


 朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ 惟フニ今後帝国ノ受クヘキ困難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル 然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所耐ヘ難キヲ耐ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス


 朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム 宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克く朕カ意ヲ体セヨ  ※注


(読み方は以下のとおりです)

 

 朕(ちん)深く世界の大勢(たいせい)と帝国の現状とに鑑(かんが)み非常の措置(そち)を以(もっ)て時局(じきょく)を収拾(しゅうしゅう)せんと欲(ほっ)し茲(ここ)に忠良なる爾(なんぢ)臣民(しんみん)に告(つ)ぐ


 朕(ちん)は帝国政府をして米英支蘇(べい、えい、し、そ)四国(しこく)に対し其(そ)の共同宣言を受諾(じゅだく)する旨(むね)通告(つうこく)せしめたり


 抑々(そもそも)帝国臣民(しんみん)の康寧(こうねい)を図(はか)り万邦共榮(ばんぽうきょうえい)の楽(たのしみ)を偕(とも)にするは皇祖皇宗(こうそそうそう)の遺範(いはん)にして朕(ちん)の拳々(けんけん)()かさる所(ところ) (さき)に米英二国に宣戦(せんせん)せる所以(ゆえん)も亦(また)実に帝国の自存(じそん)と東亞(とうあ)の安定とを庶幾(しょき)するに出(いで)て他国の主権を排(はい)し領土を侵(おか)すが如(ごと)きは固(もと)より朕(ちん)が志(こころざし)にあらす

然(しか)るに交戦(こうせん)己(すで)に四歳(しさい)を閲(けみ)し朕(ちん)が陸海(りくかい)將兵(しょうへい)の勇戦(ゆうせん)朕(ちん)が百僚(ひゃくりょう)有司(ゆうし)の励精(れいせい)朕(ちん)が一億衆庶(しゅうしょ)の奉公(ほうこう)各々(おのおの)最善(さいぜん)を尽(つく)せるに拘(かかわ)らず戦局必すしも好転せず世界の大勢亦(また)我(われ)に利(り)あらず 加之(しかのみならず)敵は新(あらた)に残虐(ざんぎゃく)なる爆弾を使用して頻(しきり)に無辜(むこ)を殺傷(さっしょう)し惨害(さんがい)の及(およ)ぶ所(ところ)眞(しん)に測(はか)るべからざるに至(いた)る

(しか)も尚(なお)交戦(こうせん)を継続せんか 終(つい)に我が民族の滅亡(めつぼう)を招來(しょうらい)するのみならず延(のべ)て人類の文明をも破却(はきゃく)すべし 斯(かく)の如(ごと)くは朕(ちん)何(なに)を以(もっ)てか億兆(おくちょう)の赤子(せきし)を保(ほ)し皇祖皇宗(こうそこうそう)の神霊(しんれい)に謝(しゃ)せんや 是(こ)れ朕(ちん)が帝国政府をして共同宣言に応(おう)せしむるに至(いた)れる所以(ゆえん)なり


 朕(ちん)は帝国と共に終始(しゅうし)東亞(とうあ)の解放に協力せる諸盟邦(しょめいほう)に対し遺憾(いかん)の意を表(ひょう)せざるを得(え)ず 帝国臣民(しんみん)にして戰陣(せんじん)に死し職域(しょくいき)に殉(じゅん)じ非命(ひめい)に斃(たお)れたる者及(および)其(そ)の遺族(いぞく)に想(おもい)を致(いた)せは五内(ごない)爲(ため)に裂(さ)く 且(かつ)戦傷(せんしょう)を負(お)ひ災禍(さいか)を蒙(こうむ)り家業(かぎょう)を失いたる者の厚生(こうせい)に至(いた)りては朕(ちん)の深く軫念(しんねん)する所(ところ)なり 惟(おも)うに今後帝国の受(う)くべき苦難(くなん)は固(もと)より尋常(じんじょう)にあらず 爾(なんじ)臣民(しんみん)の衷情(ちゅうじょう)も朕(ちん)善(よ)之(これ)を知る 然(しか)れども朕(ちん)は時運(じうん)の趨(おもむ)く所(ところ)堪(た)え難(がた)きを堪(た)え忍(しの)び難(かた)きを忍(しの)び以(もっ)て万世(ばんせい)の爲(ため)に太平(たいへい)を開(ひら)かんと欲(ほっ)す


 朕(ちん)は茲(ここ)に国体を護持(ごじ)し得(え)て忠良なる爾(なんじ)臣民の赤誠(せきせい)に信倚(しんき)し常(つね)に爾(なんじ)臣民(しんみん)と共(とも)に在(あ)り 若(も)し夫(そ)れ情(じょう)の激(げき)する所(ところ)濫(みだり)に事端(じたん)を滋(しげ)くし或(あるい)は同胞(どうほう)排擠(はいせい)互(たがい)に時局(じきょく)を亂(みだ)り爲(ため)に大道(だいどう)を誤(あや)り信義(しんぎ)を世界に失(うしな)ふか如(ごと)きは朕(ちん)最(もっとも)も之(これ)を戒(いまし)む 宜(よろ)しく挙國(きょこく)一家(いっか)子孫(しそん)相(あい)傳(つた)え確(かた)く神州(しんしゅう)の不滅(ふめつ)を信(しん)じ任(にん)重くして道(みち)遠きを念(おも)い総力を將來(しょうらい)の建設に傾け道義を篤くし志操(しそう)を鞏(かた)くし誓(ちかっ)て国体の精華(せいか)を発揚(はつよう)し世界の進運(しんうん)に後れさらんことを期(き)すべし爾(なんじ)臣民(しんみん)其(そ)れ克(よ)く朕(ちん)が意(い)を體(たい)せよ


           
これを天皇裕仁氏が読み上げ録音したものを再生して放送したものが、いわゆる「玉音放送」です。

堅苦しい文語体の文章のうえ難しい漢語が多用されたため、最初にこれを聞いて正確に理解できた国民はあまり多くなく、後で放送された解説でようやく理解できたというのが実情だったようです。

     

※注:この「終戦の詔書」は、天皇裕仁氏自身が考えて書いたものでは全くなく、内閣書記官長が概要を決定、漢学者川田瑞穂氏が起草、陽明学者安岡正篤氏が推敲したものを閣議に諮り、議論の上修正後天皇が裁可したものです。 よって天皇は読んだだけとも言えます。

あくまで推察ですが、天皇も文章の意味を十分理解できないまま読んでいるようです。 だからあんな変な読み方になってしまったのでしょう。

      

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※ ご注意! 私の「なりすまし」など、ネット上の悪質な行為にご注意ください。

相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログやコメント非承認制の有名人のブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。 私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび、最近では「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。



「人間のクズ」 というべき昭和天皇 裕仁。 しかし、それよりもさらに重要なことがあります。

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1947年12月、敗戦後初めて被爆地広島に入った時の天皇裕仁。 何の痛痒も感じない能天気な無責任ボンクラおやじにしか見えません。 実際、後年そのような発言をして顰蹙を買っています(本文参照)。裕仁442改

         
昭和天皇裕仁(ひろひと)は、日本史上最も軽蔑に値する人間だと幼い頃から考えていて、その思いは今も全然変わりません。

以下のことは、これまで幾度も書いていますが、どれほど書いても書き足りるということはないでしょう。

 

1975年10月31日、日本記者クラブ主催の公式記者会見の席上、天皇裕仁は、広島の原爆被災についてきかれ、「原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思ってますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒であるが、やむを得ないことと私は思ってます。」 と他人事のように無神経な発言をして物議を醸します。 そして当然のように被爆者団体から抗議を受けました。

        

また戦争責任については、「そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしてないので、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えができかねます。」 と戦争責任を 「言葉のアヤ」 と解し 「文学方面」 の問題と茶化したような不真面目でしらを切った返答をして、記者に呆れられています。

       

裕仁の記者会見時の映像(抜粋)

https://www.youtube.com/watch?v=NQhVOTS0j7A (Youtube版)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23125825 (ニコニコ動画版)

  

なお、記者会見全記録など詳細は 「原子爆弾と昭和天皇裕仁氏」(2013. 8. 6.) をご覧ください。http://ameblo.jp/hirai-h/entry-11587135933.html

  

この記者会見からも分かるとおり、まさに昭和天皇裕仁は、百田尚樹の言葉を借りて、「人間のクズ」というべきでしょう。

この裕仁という男は、死んで25年余り経た今なお責任を追及すべきであることは、これまで何度も述べた通りです。


江戸時代には殆ど忘れ去られていた天皇が、大日本帝国憲法(明治憲法)によって突如、統治権の総攬者となり、国民は全て天皇の臣民とされました。 そして軍が天皇の直属に位置づけられました(後にこれが大問題を生みます 統帥権干犯問題等 )。

ただし天皇の地位はかなり名目的なものだったのも事実で、実際には天皇を取り巻く組織が輔弼(ほひつ)する形をとっていました。 要は天皇はバカでもボンクラでも務まったのです。(事実、大正天皇は、脳の障がいを発症していましたが、政治は何ら支障なく運営されました。)


裕仁の息子現天皇明仁(あきひと)も、どう見ても凡庸無能の域を出ません。 さらにその長男で次期天皇候補の皇太子徳仁(なるひと)も、それに輪をかけたボンクラであることは誰の目にも明らかでしょう。

 

しかし実は、このように天皇・皇族個人を「人間のクズ」や「ボンクラ」と罵ることは、天皇一族など大したものではないという実態認識の普及に役立つだけで、それ以上の意義はあまりありません。


むしろ本当に重要なのは、戦前・戦中の天皇制がどのような経過をたどり、どのような影響を与えたかを、「菊タブー」を恐れず、しっかり見つめ批判することです。 真に警戒すべきは、天皇を利用し権勢を振るおうと企む者たちですから。


統帥権干犯問題(1930年)、五・一五事件(1932年)、天皇機関説排撃事件(1935年)、二・二六事件(1936年)等を通して、軍部やその支援勢力が、名目的存在の天皇を、いかに都合よく利用し、独断専行暴走していったか、その過程を分析検証し、後世への教訓にすることこそ必要な作業です。


天皇制が、軍部をいかに増長させ制御不能の怪物にしたか(特に昭和以降)、それがいかに日本を日中戦争の泥沼に追い込んだか、 なぜ米国の挑発に乗り国力差を無視して日米戦争に突入し玉砕や特攻等非人間的作戦を敢行したのか、なぜもっと早く和平工作を行ない犠牲を抑えることができなかったのか、なぜ「天皇陛下万歳」のもと多くの兵士や市民が理不尽な犠牲を強いられたのか・・・その背景原因を明らかにし、さらにその責任を追及することを粘り強く続けるべきだと考えます。

 

(敬称略)


追記 (2014. 9. 2.)
この記事について、あるご年配らしき人物から電話があり、激しい口調で「畏れ多くも天皇陛下を人間のクズだのボンクラだの言うのはとんでもない、不敬だ、けしからん、すぐ記事と写真を削除しろ!」 という旨の脅迫じみた抗議を受けました。
でも絶対に削除しません。 いまだにそんな時代錯誤的なことを言う人間がいることが残念です
たしかに、右翼保守思想や皇国史観の持ち主、皇室ファンの人々にとって、このブログの記事の内容や表現、写真の使い方が、不愉快であることは容易に想像できます。
無論一般人への批評には特別な配慮が必要です。 しかし、天皇は日本国家において重要な位置を占める公人中の公人です。 よって政治家と同様、天皇も当然自由に批評・論評の対象にすることができます。 法律上も社会通念上も何ら問題ありません。
ましてこのブログは、冒頭のブログ趣旨に明記したとおり、「祖国日本を愛する日本人の一人として、タブー、特に『菊タブー』つまり天皇・皇族に関する禁忌、それに一切臆することなく、一般とは異なった視点から、特に幼少時から関心のあった『天皇』の問題を中心に意見を述べる」 ことを目的としたものです。 いわゆる自虐史観反日思想とはまったく無縁です。
今後も自らの良心と信条に従って、天皇に関した主張を積極的に述べる覚悟です。

        

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もし不敬罪が復活したら

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「不敬」という言葉はとうに死語になっていると思っていたら、あにはからんや、お前のブログは不敬も甚だしい。やめろ!」と非難してくる御仁が少なからず存在することに、最近驚かされました。

まして実際に「不敬罪の復活」を目論むおバカな勢力もあるようです。

    

以下に戦後の「不敬?」事件を列挙してみます。


天皇・マッカーサー会見の写真。 敗戦直後の1945年9月27日、天皇裕仁氏が占領軍(GHQ)最高司令官のマッカーサー氏を訪問した際の記念写真。 これが、9月29日の新聞朝刊第一面にに大きく一斉に掲載される。 ところが、当時の政府は、この写真掲載が不敬にあたるとして、同日の新聞を発禁処分とした。(単に天皇の写真掲載が不敬というだけでなく、天皇とマッカーサーの身長差、さらにラフな格好のマッカーサーと正装で直立不動の天皇という構図が、天皇の権威を失わせるものとの理由と考えられる。なお戦後であっても新聞紙等掲載制限令がまだ効力を有していた。)
しかし、こうした言論統制をGHQは許さず、同日午後には、GHQにより発禁処分取り消しが指示された。

この事件後、GHQは戦時諸法令廃止指令を出し、言論統制などを目的とする戦時中の法律の廃止を指示した。これにより、新聞紙等掲載制限令は1945年10月6日に、治安維持法は同年10月15日に廃止が公布され、また刑法中の不敬罪は1947年に削除される。

不敬\裕仁・マッカーサー会見2



1945年9月29日の新聞朝刊。 この写真の公表は、敗戦直後の日本国民にとって驚天動地の大事件で、多くの人が衝撃を受けたました。

それまで神と崇めていた天皇が、大柄でくだけた格好のマッカーサーGHQ最高司令官の傍らで、直立不動、緊張した子供のようにかしこまっている。 このなさけない間抜け顔の天皇の姿は、日本の歴史の真実を瞬時に国民に知らしめるのに十分過ぎました。

\不敬\裕仁・マッカーサー会見1



食糧メーデー不敬事件(プラカード事件)。 敗戦後間もない1946年5月19の食糧メーデーの際に掲げられたプラカードの文面。 当時まだ形式上不敬罪が存在したため起訴され最高裁まで争われたが、大赦による免訴となり、不敬罪についての判断は、結局うやむやのまま終えた。

不敬\天皇批判プラカード事件5改


 

不敬\反天皇24改


ひめゆりの塔事件。 1975年7月17日、戦後皇室として初めて沖縄県を訪問し、ひめゆりの塔に献花しようとした当時皇太子の明仁氏とその妻美智子氏に、洞窟に潜んでいた左翼過激派2人が火炎瓶を投げつけた事件。 写真はまさに火炎瓶を投げつける瞬間。

当時の映像http://www.youtube.com/watch?v=uJkPdpJ-qYs

不敬\明仁600


投げつけられた火炎瓶が発火炎上しているようす。 皇太子夫妻と同行者は、かろうじて難を逃れた。

もしこの事件が戦前ならば、「大逆罪」により、犯人は死刑を免れなかったと思われます。 なお、刑法の大逆罪も1947年に削除されている。 結果、この2人はともに懲役2年6ヶ月の実刑が高裁で確定。

不敬\明仁193



週刊「金曜日」が主催した皇室を批判する寸劇。 (日比谷公会堂 2009.11.19)  週刊「新潮」等保守右派系雑誌からの非難を受け、結局、謝罪広告を載せる羽目に。

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反天皇デモ行進

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前天皇裕仁氏が死んだ日(1989. 1. 7.)以降、自粛ムードの中、全国にばらまかれたステッカー

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習近平氏特例天皇会見。 2009年12月15日、当時中国国家副主席でしかなかった習近平氏が、不遜な笑みを浮かべて天皇明仁氏を見下ろしながら握手するこの写真は、天皇崇拝者にとってはひどく不愉快で「不敬」なものらしい。

不敬\明仁710


2013年10月31日、秋の園遊会に出席した参院議員の山本太郎氏が、天皇明仁氏に直接、手紙を手渡す。 「原発事故の現状を訴えたかった」とのこと。 この一件も「不敬」の観点から非難する向きが多い。

不敬\園遊会20131031-48

    

一方、ネット上に転がっている天皇を茶化す画像(以下3点とも)。 こうしたものには、悪質なイタズラ、悪ふざけ以上の何の価値も無いと言えるでしょう。

不敬\裕仁145



不敬\明仁401

          

もし、不敬罪が復活したら、このブログなどすぐに密告され、逮捕されて酷い目にあわされることでしょう。 当然同じ目にあう人々も多数出てきます。

絶対にそのような日本にしてはなりません。
       
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アインシュタインの理論に挑んでみた

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アインシュタインの特殊相対性理論を勉強してみました。

  

今から107年前、この重要な数式がアインシュタインによって示されました。

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特殊相対性理論の大前提は、それまで長年科学者を悩ませた、光(電磁波)の速度は、どんな観測者から見ても不変(30万km/秒)だという観測結果です。 つまり、止まっている人から見ても、光と同じ方向に10万km/で動く人から見ても、光は同じ30万km/秒で進むという事実です(動く人から見て20万km/秒にはならない)。
  
アインシュタインは、その観測事実をそのまま認め、光は「光速度不変の原理」という特別な性質を持つものとしてそれを前提基礎にして
特殊相対性理論を構築しました。 それは従来絶対とされたニュートン力学に修正を迫るものでした。(ただし低速で動く物体に対してはニュートン力学でもほとんど問題は生じません。 特殊相対性理論は非常に高速で動く物体、例えばロケットや放射線などで効果を発揮します。)
   
特殊相対性理論によれば、それまで誰に対しても等しく絶対的なものと考えられていた「時間」が、実は相対的なものでしかなく、同一の出来事が観測者によって同時刻であったり違う時刻であったりします
また、自分から見て、動いている物体の中の時間は遅く流れるという不思議なことが起きます(実際に実験で確認されています)。  もし止まっている人から、光速に近い速度で動いている人を見ると、動いている人はほとんど齢をとらないということが起きます。 自分は80歳の老人になったのに、動いている人はまだ10歳の子供に見えるということがあり得るのです。
加えて、動いている物体は進行方向に縮んで見えるという奇妙な現象も生じます。
    
そして特殊相対性理論の帰結として、上に掲げた 「エネルギー=質量×光速の2乗」 1907年に発表されました。
これは、エネルギーと質量は相互に変換可能で、わずかな質量の消滅が膨大なエネルギーを生み出すことを示しています。 核反応(核分裂と核融合)による巨大なエネルギー創出は、この公式によって説明がつきます。 つまり太陽の輝き(核融合)や原子爆弾・原子力発電(核分裂)はこの公式に従ってエネルギーを生み出すのです。
    
例えば 1g の質量が全部エネルギーに変換されると、その計算式は、単位をそろえて:
0.00
1 kg × 300000000 m/秒 × 300000000 m/秒  90000000000000 J(ジュール) 
この 90   J(ジュール)は広島型原爆の爆発エネルギーをも若干上回る大きさです。 わずか 1g(1円玉の重さ)にも満たない質量を、原子爆弾という装置によってエネルギーに変換しただけで、広島市は壊滅させられたのです。
     
なお、アインシュタインは、続けてこの理論の拡張に取り組みます。 特殊相対性理論では等速直線運動のみを対象にしていましたが(それゆえ特殊と付いている)、さらにそれに、加速度運動や重力を加えた一般相対性理論を構築しました。
この一般相対性理論によって、宇宙の成り立ちが解明されることになります。 ブラックホールや宇宙の収縮、膨張、宇宙の始まりと終わりなど、宇宙に関する多くの議論の基礎を与えました。

ただ、一般相対性理論の方は、内容が相当に難しいので、ここで取り上げるのはまだまだ先になりそうです。
       


アルベルト・アインシュタイン( Albert Einstein ) 1879. 3.14.-1955. 4.18. 

ブログ用\アインシュタイン1改

 

 1922年11月、日本を訪れています。

ブログ用\アインシュタイン23改2

 

  
今では知らない人はいない二十世紀最高の科学者アインシュタイン。  しかし、特殊相対性理論の論文を完成させた1905年、26歳の彼は学者としてのエリートコースには乗れず、特許庁の職員として働きながら論文を執筆するまだ無名の若者でした。
       
私も、負けじと頭の訓練(老化防止?)のために、この特殊相対性理論を理解してみようと思い立ち、ここ一月ばかり専門書を読んで勉強しました。
結果は、やっとのことで 「エネルギー=質量×光速の2乗」 という数式何とかたどり着くことができたという程度です。
世間には、「すぐわかる相対性理論」的な安直な書物が数多く出回っています。 ところが、あんなものを読んでも、わかったような「気分」になるだけで、本質を深く理解し応用が利くような能力は身に付きません。
特殊相対性理論自体は、大胆な言い方をすれば、「ピタゴラスの定理」を知っていれば、あとは高校で学ぶ数学(微分、積分、行列式など)で理解できるはずなのですが、実際はなかなかそうはいきません。 かなりの頭脳労働が必要です。 まして文科系の私には相当に困難な作業でした。
その詳細過程はこの紙幅には収まらないので、別の機会に何回かに分けて書いてみようと思っています。

    
みなさんも一度、「
アインシュタイン」 お試しになってはどうでしょうか。
 

 
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宝くじについて考えたこと。 理屈では、宝くじは買えば買うほど損します。 ところが……

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理屈で考えれば、宝くじは買えば買うほど損をするけど……
ブログ用\宝くじ12

 

ひょっとしたらこんな大金持ちになれるかも…… 夢を買いたい気もする。

ブログ用\宝くじ9

 

当選番号は偶然性だけによるので、宝くじ1枚あたりの当選確率を高めるテクニックはありません。

ブログ用\宝くじ8

   
ある時から、宝くじを買うのをピタリとやめました。理屈で考えれば、宝くじは買えば買うほど損をすることが分かったからです。 以来1枚も買ったことがありません。 ( しかし今年は買ってみるつもりです。理由は後述。)
世間には、宝くじを何百万円も買う人もいます。 確かに大量に買えば当たる可能性は高まりますが、それに比例して損失金額(当選金額-購入金額)も確実に膨らみます。
            
まず、宝くじは、競馬やパチンコと違って、当落が純粋に偶然性だけに左右されるので、宝くじ1枚あたりの当選確率を高めるテクニックは絶対ありません。

さらに、たとえ1万枚買っても、何億円も利益を出せる可能性なんて、空から隕石が落ちてきて自分の家の屋根をぶち破る可能性より低いと言えます。
         
極端な例を考えれば分かります。 仮に年末ジャンボ宝くじを全部買い占めれば、必ず100%当選し、
100%全部当選金を獲得できます。 ところが絶対に、その当選金総額は、宝くじの購入金総額よりも、胴元(政府と銀行)の経費や利益、慈善事業への寄付などの分(計約50%)だけ少なくなります。 結果、莫大な額の損失が必ず生じます。
同じように考えていけば、宝くじを買う額を減らせば減らすほど、損失の額が減ることが分かります。
よって金銭面だけを理屈で考えれば、1枚も買わないのが損失がゼロで最も儲かるのです。 買えば買うほど損失が膨らむという結論になります。 これを統計学でいう期待値で考えれば、買えば買うほど損失金額の期待値が大きくなるということです。
        
もう一度統計学的に宝くじの特性を整理すれば、宝くじは、
買えば買うほど、当選する可能性の期待値は大きくなる。
買えば買うほど、得られる当選金額の期待値は大きくなる。
しかし、
買えば買うほど、損失金額の期待値が大きくなってしまう。

従って1枚も買わないのが一番儲かる(損をしない)のです。
でも普通は、だけ、あるいはしか考えないようです。 まで考える人はごく少数でしょう。
   
ところがまったく別角度から見れば、「1枚も買わない」のでは、ひょっとしたら大金持ちになれるかも知れないという夢や慈善事業への寄与感といった「非金銭的満足感」が得られないという問題が生じるのも事実です。
こうした「非金銭的満足感」は、主観的で曖昧なので、統計学のような理屈ではうまく扱えず、合理的な結論が出せません。
そこに胴元(政府と銀行)がつけ込んできます。 宝くじは、金銭」的には確実に国民に損害を与えるが、それを上回る「非金銭的満足感」を国民に与えるので問題はないというのが、胴元である政府と銀行の言い分です。
「非金銭的満足感」
の方は、確かに買えば買うほど大きくなると感じる人が多いようです。 ゆえにその「非金銭的満足感」をできるだけ大きく見せようと、あんな風に派手な広告宣伝をするわけです。(冒頭の画像参照)
      
まあ色々考えた結果、今年は固いこと言わずに、金儲けではなく、「非金銭的満足感」
目的に年末ジャンボ宝くじを1枚だけ買ってみることにします。
                

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悠仁(ひさひと)に関する心配ごと

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悠仁(ひさひと)   2006年9月6日生まれ 満8歳  現天皇明仁の孫(明仁の次男文仁の長男)
皇位継承順位第3位  お茶ノ水女子大学附属小学校2年生

皇室\悠仁view0017808004

 

現在、今の日本国憲法を、明治憲法(大日本帝国憲法)に復古すべきとして活動している勢力(政治家や学者・文化人・財界人・諸団体等)が多数存在します。 皇国史観に基づき、日本を天皇中心の国家として再構築しようというのです。
折しも、憲法改正を容易にするための検討が進められています。 この分では近く、実際にそれが政治日程に上がりそうです。
もちろん良い方向に変えるなら懸念しませんが、そのような気配はなく、現憲法を占領下の押し付け憲法とみなし、
天皇の権限・役割の強化と元首化、国民の権利の制限など、明治憲法的な方向へ逆行させる可能性が大です。 天皇を主権者とし国民はその臣民と位置付け、軍は天皇の直属とする。 全く明治憲法そのままで良いと主張する輩がいるぐらいです。


悠仁は、皇室としては41年ぶりの男子誕生で、皇統断絶の可能性を減少させました
ゆえに、この悠仁を注視すべきです。 天皇となった彼がどんな性格を発揮するのか、今の段階(満8歳)では何とも言えませんが、最悪の事態は考えておくべきでしょう。


憂慮すべきは、悠仁が天皇を世襲する頃(30年程度先)に、前述のごとく現憲法が変更され、明治憲法的なものに復古した状態になっていることです。
そんな憲法下で、天皇となった悠仁が、思慮浅く他人の意見を入れず独裁的・好戦的で、稀に見るおバカぶりを発揮、直接指揮権下にある軍部と共謀し、議会を無視、軍の暴走を許すこともあり得ることです。 戦前のように 『大東亜共栄圏を実現させ日本がその盟主になるのだ!』 などと、とち狂ったことを言い出し、日本を再び亡国に導く恐れが無いわけではありません。
 

そんな事態を招く前に、天皇の制度を廃止するべきです。
現天皇明仁(あきひと)の死んだ時(今から10年程度内)が絶好のチャンスでしょう。
皇太子徳仁(なるひと)に、日本の象徴に相応しい魅力
素質・教養が無いことは多くが認めるところです。 そこでこの際天皇を廃止してしまえという機運が盛り上がり、憲法改正で天皇廃止が決まれば最良です。 ぜひそう願いたいものです。


所詮天皇など、千数百年前の古代日本を武力統治した豪族の末裔というだけのこと。
大和王権を成立させた後、やがて没落し明治まで死に体だったのを、明治政権が神輿として担ぎ、政権の確立と維持強化に利用。 そんなものに何の値打ちがあるのでしょうか。
天皇・皇室の存在は、日本の伝統・文化なんかでは全然なく、日本の国柄を決めているわけでもありません。
実は
、国民の大半は、世間体を排した本音の心の奥底を探れば、天皇・皇室への敬愛の念も、さらに関心すらも持っていません。 このことは自信をもって断定できます。 (一般の表層的なアンケート調査なんかでは分からないことですが)
         
そんな天皇の血統(皇統)を維持する必要や価値は全くありません。


(敬称略)
     
©
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また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび、最近では「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。

クラゲはいったい何を考えているのだろう・・・「意識」とは何? 

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クラゲはいったい何を考えているのだろう・・・

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嘉門達夫の面白ソングの一節に、クラゲはいったい何を考えているのだろう、ミミズの楽しみって何だろう ♪ 』 というのがありました。

実は、このことはまさに科学的にも興味深い問題です。 ほんとうに、クラゲは毎日毎日「何を考えている」のでしょうか、クラゲは「楽しみ」や「うれしさ」を感じているのでしょうか?

猿、犬、猫、鳥、鯨、魚、タコ、蟻、ハエ、蚊、ゴキブリ、ミドリムシ…… は?
うれしい、楽しい、腹が立つ、悲しい、さみしい、悔しい、疲れた、ここはどこだ・・・、そんな「意識が、彼らにあるのでしょうか


「意識」とはそもそも何なのか、その正体は?、「意識」はどういう仕組みで生じるのか。
人間にしかないものなのか最近そんなことに科学的な興味をそそられます。

 

先日(10/6)、この問題の解決の糸口となりそうな研究によって、次の3人の科学者が、ノーベル生理・医学賞を受賞したというニュースが飛び込んできました。
脳内で空間意識をつかさどる細胞の発見に貢献したとのことです。
          
写真:左から、Edvard I Moser,  May-Britt Moser,  John O’Keefe (左2人は夫婦)

ブログ用\20141011_stp501.jpg

この3人の研究がさらに発展することを期待しています。

 

なお、下記の記事に研究内容が、とても的確・簡潔に要約されています。
http://www.economist.com/news/science-and-technology/21622983-years-physiology-prize-goes-work-how-animals-know-where-they-are-grid?fsrc=scn/tw/te/bl/ed/onthegrid

 

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また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。

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天皇機関説排撃、国体明徴運動、国体の本義、二・二六事件、対中国侵略、対米戦争強行、敗戦   

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1930年代半ば、それまで国公認の主流学説だった、天皇を国家内の一機関と捉える天皇機関説、これを不敬として一転排撃する国体明徴運動  軍部と右翼の強大化とともに起こりました(1935年~)。 これが日本の政治の重大な転機となります。 この大転換に沿い政府は、国体の本義公表しました(1937年3月)。
             
結果、それまで曲がりなりにも機能していた立憲君主制の理念が崩れ、万世一系の天皇が現人神として超越的に国家の上に立ち、天皇への絶対的忠誠を国民に強制する形で日本国家の統合を図るという方式に変質して行きます。
古事記・日本書紀の内容が無批判に取り込まれ、天皇裕仁は、神国日本の忠君愛国の偶像となり、ナショナリズムを高揚させます。 それに伴い民主主義的傾向は影をひそめて行きました。


   
こうした状況下、かねてからの統帥権干犯問題もからみ、1936年2月26日、北一輝 の思想と指導のもと、天皇親政を実現すべく、陸軍青年将校らが武装決起しました 二・二六事件
結局、この武装決起は反乱とされ失敗しますが、事件を
機に、以後むしろさらに軍部の影響力が増大し、軍首脳は、天皇への上奏とその自動的認可を利用する方法で強大な権力を得ます。
                       
こうなるともう、中国への本格軍事侵略(1937年)、対米戦争の強行と敗退(1941年~)、玉砕や特攻など非人道的無謀な作戦遂行(1944年~)、国体護持のためポツダム宣言受諾の躊躇(1945年7月~)、そして敗戦(1945年8月)、こうした道筋に抗うことはできなくなりました。

         
二・二六事件 1936. 2.26~29 天皇親政の実現を目指し失敗するも、以後の政治に与えた影響は大きい。

ブログ用\二・二六事件sannouhoteru226.jpg

 

実は、天皇は日本の一貫した伝統なんかではなく、その時々によって、さまざまな形で利用されてきた受動的な存在に過ぎません。 似非の権威を張り付けた空洞の張りぼてにも見えます。
30年ないし50年先の日本を思うと、またどんな形で天皇が利用され、国難を招くか大きな不安を覚えます。 天皇・皇室やその支持者こそが、日本を貶める危険性があります。
                                   
従って、天皇・皇室は、日本の将来の幸福のためにできるだけ早く廃絶すべきです。
幸い今の国民のほとんどは、彼らのことを、心の奥底から本気で敬ったり畏れ多いなどとは、考えていませんから。

    
国民に敗戦が知らされた日の皇居前広場。 再びこんなことが起こらないように願いたいものです。

 

そうした中、こんな能天気で的外れな考えを表明する人物がいます。
『皇室の存在は日本の伝統と文化そのものなんですよ。まあ、これは壮大な、ま、つづれ織、タペストリーだとするとですね、真ん中の糸は皇室だと思うんですね。 この糸が抜かれてしまったら、日本という国はバラバラになるのであって、天皇・皇后が何回も被災地に足を運ばれ、瓦礫の山に向かって腰をおられて、深く頭を下げられた。 あの姿を見て、多くの被災地の方々は癒された思いだと語っておられたでしょ。 あれを総理大臣とかね、私たちがやったって、それは真似はできないんですよ。 二千年以上経って、ひたすら国民の幸せと安寧を祈ってきた皇室の圧倒的な伝統の力なんですよ。』
現首相安倍晋三氏です。(首相再登板前の2012年5月20日の発言)
    
むろん同氏だけでなく、平沼赳夫衆議院議員ら「日本会議」や「皇室の伝統を守る国民の会」などに所属、同調する右派保守系の人々も同様の過ちを犯しています。

    
現在の天皇 明仁 一家。  安倍首相の言うように、はたして彼らが「日本の伝統と文化そのもの」であり「圧倒的な伝統の力」など持っているのでしょうか? とてもそんな風には思えません。 大半の国民もそうでしょう。

皇室\天皇一家20140101(3).jpg

 

 

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特攻隊員の悲運  靖国神社の隠された醜悪な目的 その靖国神社への参拝の愚劣さ

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戦時中、特攻隊基地の町、鹿児島県知覧で食堂を営み、特攻隊員たちの面倒を見ていた鳥濱トメさん。 隊員たちから母親のように慕われます。
出撃する特攻機の見送りを続け、検閲逃れのため隊員から内緒で預かった手紙を代わって投函したり、出撃する隊員たちのようすを自らも手紙に綴り家族のもとへ送り続けたりしたそうです。
過酷な運命の中での、みんなの屈託のない笑顔には、かえって胸が詰まります。

 

出撃前のひととき、自分に残された命は後わずかなのに、基地に迷い込んだ子犬をその命をいとおしむように可愛がる特攻隊員たち。
まだ17歳のあどけない心優しい表情と、敵艦に体当たり突入する壮絶な光景とが結びつきません。

戦争\特攻tokko-gatto

 

     
出撃の時。 最後の別れの品を受け取る特攻隊員。

戦争\特攻・疾風1

    

米護衛戦闘機の迎撃をくぐり抜け、ようやく敵艦隊にたどり着き体当たりを目指しても、今度は米艦船からの猛烈な対空砲火で大半が撃ち落とされる運命が待っていました。 それが特攻隊員の悲運をいっそう強調します。

戦争\特攻Okinawa002



 
さらに、航空機による特攻と並んで忘れてはならないのは、一挙に膨大な犠牲者を出した戦艦大和による海上特攻です。

大和は当時世界最大の戦艦でしたが、戦争末期まで全く活躍の場がありませんでした。(既に大艦巨砲主義の時代は終わっていました。)
海軍首脳は、戦艦大和に生き恥を晒させまいと、沖縄に侵攻した米軍に突入させ、あわよくば浅瀬に乗り上げて砲台になればよいと、反対意見を退け海上特攻を強行します。
成功の可能性はほとんど無いことを承知の上での非情な作戦でした。

1945年4月6日、護衛の戦闘機もないまま出撃させられ、翌日沖縄への途上米軍機の攻撃を受け、坊ノ岬沖で大爆発を起こし沈没。三千人以上もの兵士の命が一度に失われました。  

戦争\戦艦大和20090308_461020

 
米軍機の攻撃で大破、浸水し戦闘不能状態で海上をさまよう戦艦大和

  
1945年4月7日14時23分 ついに弾薬庫に引火、大爆発を起こし、三千以上もの命とともに沈没。

 


ただ、特攻の物語に感傷的になるのは禁物です。批判の矛先を鈍らせます。
亡くなった特攻隊員に報いるためにすべきことは、「靖国神社」に参拝することではありません。 特攻という狂気じみた非人道的作戦を強行した国家の責任を明確にすることです。 靖国参拝は責任を曖昧にするための言い訳に過ぎません。

今まで何度も述べたように、「靖国神社」と付属戦史博物館「遊就館」は、感傷的気分を醸成することによって、戦争の血の匂いを消す戦争美化装置です。 そこでは特攻隊員の悲運も、お涙頂戴の美談に仕立てあげられてしまいます。
「靖国神社」の本質は、天皇のために安心して戦場に行って死んで来いと、国民を煽りそそのかすための国家的軍事施設です。

特攻隊員も、この「靖国神社」の隠された醜悪な目的を知れば、そんな所に祀られたくないと思ったことでしょう。
元々天皇のために戦死した兵士を祀るため幕末期に作られた施設でありながら、前天皇裕仁氏すら、戦後その愚劣さを知ってからは参拝をしていません。 現天皇明仁氏に至っては一度も参拝していないのです。



下の写真は10月17日「靖国神社」の秋季例大祭で、参拝に向かう「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」
尾辻秀久会長(右から2人目)、次世代の党の平沼赳夫党首(同3人目)ら国会議員たち
です。
こうしたことこそ、むしろ戦没者を冒涜する反日的行為だということが、彼らには分からないのでしょうか。
この点については、裕仁氏や明仁氏の方がよほど賢明です。

戦争\靖国神社秋季例大祭2014AS20141017

 
靖国神社の拝殿 この奥に本殿があります。

ブログ用\靖国神社d0007721_1941151


靖国神社本殿(昨年12月26日 安倍晋三首相が公式参拝したときのようす)



追記:このブログをお読みいただいている方の中には、同じようなことを何度も書くのはくどいと思われる方も多いかも知れません。 しかし、こういうテーマは書き手が少ないので、徹底してしつこく訴えなければ影響を与えるができないのも事実です。
皇室や靖国神社が目指す目的を賛美する愚か者が、少しでも減ることを目標に続けます。
ブログの冒頭に、このブログの趣旨として 祖国日本を愛する日本人の一人として、タブー、特に「菊タブー」つまり天皇・皇族に関する禁忌、それに一切臆することなく、一般とは異なった視点から、特に幼少時から関心のあった「天皇」の問題を中心に政治・経済・社会問題などに関して意見を述べます。】と宣言しているので、一部から反日売国奴・非国民・国賊・日本を出ていけ、などと的外れな誤った批判や誹謗中傷・脅迫をいくら受けても、あくまでこのテーマを中心にくどくしつこく書きます。どうかご理解ください。
 

 
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日銀の追加金融政策と円安について

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昨日(10/31)午後、予想外のニュースが飛び込んできました。
日本銀行が金融政策決定会合で、昨年四月の大幅金融緩和(通称「バズーカ砲」または「異次元緩和」)に続く追加金融緩和策を実施を決め、午後二時に発表したのです。
     
折しも米国では、逆に十月をもってFRB(米連邦準備制度理事会)が量的金融緩和(QE3)を終了させました。 そのため日米の実質金利の差がさらに拡大、円安に拍車がかり、ドルが109円から112円に急激に上昇、年内に120円という声も聞かれます。

昨日(10/31)15:30から、日経CNBCで生放送された日銀黒田総裁の記者会見    

 


テレビで会見を見ていると、黒田日銀総裁は理路整然と答弁し終始上機嫌でしたが、今回の追加金融緩和は、逆に日本経済にとって、効き目がないばかりか、弊害をもたらすのではないかという懸念を私は抱きます。
事実日銀内でも、5人対4人という僅差の決定で、今回は反対意見で拮抗したのです。 日銀内だけでなく、他のエコノミストも多くが懸念を表明しています。
    
日銀としては、十二月に迫った消費税再増税の政府決断に配慮し、今漂っている消費支出の低迷等の景気停滞感を「サプライズ緩和」で払拭して増税を支援することを、政府と阿吽の呼吸で行なったのでしょう。
特に、原油価格の急低下等によるデフレマインドの復活を妨げるために、円安誘導し一段とコストプッシュインフレを生じさせることが大きな目的だと思われます。
1%に落ち込んできた期待インフレ率を2%にするために、実体経済にかかわらずに何でもやるという姿勢が透けて見えます。
たしかに短期的には、金融緩和で恩恵を受ける企業の株価を大幅上昇させ、株式市場に明るいムードを醸成させるでしょう。 なにしろ安倍政権は株価が重要な生命線ですから。
  
しかし、長期間金融緩和による円安が続けば、日本経済の潜在成長力がさらに押し下げられることになります。
これまでも、全原発を停止させたままにするというバカげた政策でエネルギーコストを著しく上昇させ、さらに円安で輸入コストの上昇を招き、それらが生産性を阻害し、日本経済の潜在成長率を引き下げてきました。 実質賃金の低下や、景気停滞の真の原因はそこにあります。
今回の金融緩和による円安は、それをさらに悪化させる恐れがあります。
今本当に求められるものは金融緩和や円安ではなく、潜在成長率を引き上げる政策、例えば、エネルギー制約の解消、産業規制の緩和・撤廃、労働市場の規制緩和、新技術の開発等、供給側の改革であり需要側ではありません。
    
いまや日本は貿易赤字国です。 製造業は多くが海外に移転しており、円安の進行は、輸出増加に繋がらないばかりか、国内企業特に中小企業にとっては、輸入原材料やエネルギーのコストを上昇させ収益悪化に働きます。
もはや、昔の図式「金融緩和 ⇒ 円安 ⇒ 輸出企業好業績 ⇒景気拡大・ 経済成長」は当てはまらないのです。




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異色の経済学者 浜矩子さんの予想はいかに

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浜 矩子(はまのりこ)氏 1952. 8. 3-
同志社大学大学院教授 エコノミスト 専門は国際経済のマクロ分析


 
同じエコノミストの高橋乗宣(たかはしじょうせん)氏との共著本で、毎年悲観的に経済危機を予言しておられます。 が、ずっと同じことを言っていれば、いつかは当たる、という気もするのですが。
今のところ実績を見ると、あまり的中していると思えないのは、私だけではないと思います。
果たして、今年は「戦後最大級の経済危機がやって来る!」、来年は「日本経済景気大失速の年になる!」のでしょうか。

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浜矩子さんは、紫色の髪のエコノミストとして有名ですが、「円」の為替レートが、いずれ必ず1ドル50円になると宣言したことで名高いのも、みなさんよくご存知だと思います。今もその旗は降ろしていません。
また、安倍政権の経済政策を「アベノミクス」ではなく『アホノミクス』だと揶揄したのも彼女です。(ただ、「成長」より「分配」を重視せよとの主張には共感できる部分があります。)

その彼女が、今年1月に年末の株価水準(日経平均株価)を予想したのが、一番上の映像です。(テレビ東京 「田勢康弘の週刊ニュース新書」2014.1.25)
なんと、1万円を割っているとのご託宣です。
   
しかし現在の日経平均株価は1万7千円近辺。さてどうなるか。 あとひと月余りで1万円割れまで下落するとは、とても考えられません。 ハズれたらどう釈明するのやら。
   
また、本当に1ドル50円の超円高は実現するのでしょうか。 たしかに私も今の為替水準(1ドル115円前後)は、円安に傾き過ぎているとは思いますが。 50円というのはちょっと……
 

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皇国史観の持ち主や天皇崇拝主義者、頭は大丈夫か

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神武天皇(想像絵図)     古事記・日本書紀の神話伝説によると、他豪族を武力制圧し紀元前660年(縄文時代晩期?)日本建国の王として初代天皇に即位したとのこと。
\皇室\神武天皇6.

 

現天皇明仁氏 80歳(1933.12.23.- ) 古事記・日本書紀等の伝承によれば、初代神武天皇の血を引く125代目の天皇ということになるらしい。 しかし彼自身、2600年以上も前の神武天皇の存在や、まして自分がその遺伝子を継承しているなどという荒唐無稽なことを、本音では信じているはずもありません。(立場上、本音に反してそれを言わざるを得ない場面はあるかもしれませんが。)


  
現天皇明仁氏の次男文仁氏の次女佳子くん 19歳(1994.12.29.- ) 8月末、本人の希望で学習院大学を中退し、国際基督教大学(ICU)をAO受験、合格し来年4月に入学することに。 もうこの世代になると、完全に現代っ子で、古事記・日本書紀の神話や神武天皇の血筋云々なんかどうでもよく、全く信じている気配も関心もないようです。

 
 
先日、天皇崇拝主義者や皇国史観に取りつかれた人たちと、メールや電話でやり取りする機会がありました。 そこで、彼らが共通して持っている認識を改めて確認できました。
        
天皇への絶対的な崇敬の念を抱いているのは当然として、それに加えて、日本は、2674年前(紀元前660年)に初代天皇神武が建国し、その血筋(皇統)が万世一系125代、現在の天皇まで継承されている。 日本は世界唯一最古の天皇を中心とする神の国。 もし皇室がなくなれば、この国は日本でなくなる。皇統は絶対に絶やしてはならない。」と、彼らは少しの疑いもなく信じ込んでいるのです。
         
ところが、今や当の天皇明仁氏
ですら、そんなアホな不合理・非科学的なことは信じていません。 まして戦後生まれの徳仁氏や文仁氏、眞子氏、佳子くん、愛子くん、悠仁くんともなれば、到底受け入れるはずもありません。
さらに
日本史上、一般民衆の大多数が自発的に天皇・皇室を敬愛したことなど、実は一度もなかったのです。
皇国史観の持ち主や天皇崇拝主義者、頭は大丈夫か。

    
戦前戦中の国家的天皇崇拝政策の影響を引きずったまま、古事記・日本書紀に過度に囚われ、江戸時代初期 山鹿素行が著わした『中朝事実』などの尊王国粋思想に心酔した結果としか思えません。
               
要するに彼らは、自分で勝手に美化した「天皇の国、日本」を夢想し、その快感に自ら酔い耽っているだけです。
     
同じ構図は1936年の二・二六事件に現れています。 天皇親政を求めて武装決起した青年将校らの陶酔した熱い心情に対し、当の天皇裕仁氏は極めて冷静沈着理性的な態度で臨み、冷淡ですらありました。
    
天皇崇拝主義の軍人たちが起こしたこの二・二六事件を契機として、それ以降軍部の独断専行に歯止めがかからなくなりました。
結果、他国からの挑発にも乗り無謀な戦争に突き進んで、国家滅亡の淵まで追いやられました。
天皇崇拝や皇国史観の盲信にはそうした危険性があることを思い知るべきです。

           
© 2014 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止

  



 

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良い子のみなさん、天皇なんか敬う必要ありません。変な大人の言うことにだまされないように。

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明治天皇睦仁 1852.11. 3-1912. 7.30 在位1868. 1.30-1912. 7.30

皇室\睦仁Meiji_Emperor_1872



大正天皇嘉仁(睦仁の三男、睦仁には5人の男子がいたが成人できたのは嘉仁のみ) 1879. 8. 31-1926.12.25 在位1912. 7.30-1926.12.25



昭和天皇裕仁(嘉仁の長男) 1901. 4. 29-1989. 1. 7 在位1926.12.25-1989. 1. 7




現天皇明仁(裕仁の長男) 1933.12. 23-      在位1989. 1. 7-


 

皇太子徳仁(明仁の長男) 1960. 2. 23      

 

秋篠宮 文仁(明仁の次男) 1965.11.30-

 

 

秋篠宮 悠仁(文仁の長男) 2006. 9. 6- 



愛子(徳仁の長女) 2001.12. 1-


 

秋篠宮 眞子(文仁の長女) 1991.10.23 -



秋篠宮 佳子(文仁の次女) 1994.12.29 -

 

(こども版)

きょうも、良い子のみなさんのために、学校では教えてくれないことを書きます。
  
    
現在の天皇制度
は、明治維新の際、長州藩を中心とする倒幕勢力(後の明治政権)が、それまでレイムダック(死に体)だった天皇を神輿(みこし)に担ぎ上げ、倒幕の御旗にし、政権樹立後、全国民を一括統治することを目的に、新しく明治期に作り上げたものです。
       
明治政権は、古事記や日本書紀に強引な解釈を与え、「紀元前660年に神武初代天皇が日本を建国し、それ以降日本は万世一系の天皇を中心に栄えた世界最古で唯一の神の国」という天皇神格化皇国思想のもとに国家の統一を果たしました。 それは、西欧列強の植民地化圧力に対抗する働きをしたのも確かです。
したがって明治以降の天皇制度は、江戸時代以前の天皇制度とは根本的に異なるものです(明治維新に際し天皇を別人にすり替えたとする説もあるぐらいですから)。
            
そして明治政権は帝政ドイツをまねて憲法を制定し、天皇を国家元首かつ軍隊の最高指揮権者の地位に据えます。これによって大日本帝国として軍備を持ち、対外戦争ができる中央集権統一国家の体制を整えました。
 
               
この国家体制が大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)の敗戦(1945年)まで続きます。敗戦後は新憲法により、大幅に天皇制度の性格や権限が変更され、天皇は「象徴」という地位となりました。しかし、戦前の制度をそのまま引き継いでいる部分もたくさんあります。
         
この明治期以降の新しい制度による天皇は、明治天皇睦仁(むつひと)・大正天皇嘉仁(よしひと)・昭和天皇裕仁(ひろひと)・現天皇明仁(あきひと)の4人だけです。
 
          
そして、年齢等を考慮すれば、将来、天皇を世襲する可能性のあるのは、皇太子徳仁(なるひと)、その弟の秋篠宮文仁(ふみひと)、文仁の長男悠仁(ひさひと)。
そして皇室典範(皇室に関する法律)改正で女性の天皇が可能になれば、徳仁の長女愛子(あいこ)、文仁の長女眞子(まこ)、文仁の次女佳子(かこ)も天皇になる可能性があります。
もちろん、いずれも天皇制度が廃止されていないことが条件ですが。
  
         
上に、明治以降の新天皇制度による天皇4人と今後天皇になる可能性のある人物の写真を掲げておきます。 ただ先に述べたように、女性が天皇を世襲するには、女性天皇女系天皇を認めることを内容とする法律改正(皇室典範の改正)が必要です。
※ 女性天皇と女系天皇とでは、その内容が全く異なります。混同しないようにしてください。詳細は後日説明します。
 

        
ところで、天皇(その一族も含め)は、我々と全く同じ「ヒト」という生命体であり、何も偉くも尊くもありません。
古事記や日本書紀に書かれた神武天皇の血筋を2年以上も途切れず引いている(万世一系)なども、全く証明はありません。
仮に血筋を引いていても、現代の社会で、「王様の血筋」が何か特別に高い価値を持つなどあり得ないことです。
また、天皇がこれまで勇敢に英雄的な行動をとって、国民を救ったということもありません。
だから良い子のみなさんは、天皇を敬う必要なんか全然ないのです。
    

     
 
ところが今の世の中でも、この天皇を、称賛し崇拝しなければならないなどと妙なことを言う変な大人たちがいます。
こうした天皇崇拝主義者は、いまだに戦前そのままの「日本は天皇を中心とする世界最古唯一の神の国」だという、とんでもないおバカなことを平気で主張します。
こういう変な人たちの言うことにだまされないように十分注意してください。
下にその代表的な人物の写真を掲げておきます。

   


渡部昇一(わたなべしょういち) 1930.10.15 -   (評論家、上智大学名誉教授) 天皇崇拝主義者で保守右派論客の大御所




小堀桂一朗(こぼりけいいちろう) 1933. 9.13 -    (東京大学名誉教授、「日本会議」副会長、評論家) 右派保守論壇の重鎮    

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平沼赳夫(ひらぬまたけお) 
1939. 8.  3 -   (衆議院議員、次世代の党党首) 極めて右派保守色の強い政治家として有名。 天皇崇拝者であり、靖国神社参拝も絶対に欠かさない。



櫻井よしこ(さくらいよしこ) 1945.10. 26 -    (ジャーナリスト、「国家基本問題研究所」理事長) 右派保守色の強い発言が多いことで有名

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田母神俊雄(たもがみとしお) 1948. 7.22 -   (軍事評論家、政治活動家、元航空自衛隊航空幕僚長) 大東亜戦争は全く侵略戦争ではないとの主張や日本核武装肯定論で有名。 都知事選に出るも落選。

 

八木秀次(やぎひでつぐ) 1962. 3. 9 -   (法学者、麗澤大学教授、「日本教育再生機構」理事長) 保守思想家の立場から教育問題への発言が多い。

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竹田恒泰(たけだつねやす) 1975.10.24 -   (作家、タレント、古事記・日本書紀および皇室研究家) 明治天皇の玄孫(孫の孫)であることを売り物にしてデビュー。皇国史観の布教に力を入れる。 読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」のレギュラーコメンテーター。

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(敬称略)


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相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば右翼・保守系ブログやコメント非承認制の有名人のブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで)、大日本皇國氏、地元前国会議員の8名のサイトおよび「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。



 

選挙感想速報: 「アベノミクスの円安誘導は果たして良いことなのか」 と 「 民主党のセコい夢」

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ブログ用\衆院選

   
自民党安倍政権はアベノミクスの名のもと、日銀を支配下に置き大規模金融緩和を実施させ、「円」をジャブジャブ状態ににることで大幅に「円安」誘導しました。 結果、1ドル80円から1ドル120円、その他の通貨に対しても「円安」になりました。

しかし、「円安」とは、自国通貨「円」の価値が、他国の通貨の価値に対して低くなることに他なりません。
その「円安」が日本経済にとって好都合だというのは、加工貿易立国と言われた大幅貿易黒字時代の発想です。

現在日本人の保有する金融資産はほとんど(90%超)が円建てです。 「円安」は、それらの国際的な実質価値を下げ、さらに国際的に見た給与水準も下がることを意味します。
果たしてそれが良いことなのか、考え直す必要があります。

また、今では海外現地生産の割合が大きくなっており、そこでの従業員の賃金や現地調達の原材料は、その価値の下がった円でその国の通貨を買って支払わなければならないのです。 この場合も日本企業にとっては不利になります。

さらに、民主党政権が法律に基づかずポピュリズムで全ての原発を止めるという暴挙を行なったせいで、火力発電用に原油等の化石燃料の輸入が急増し、今や日本は慢性的な貿易赤字国です。 ここにおいても「円安」は当然不利に働きます。
今はたまたま原油価格が大幅下落して相殺される面があるものの、また上昇に転じればとんでもないことになります。

安倍政権が自慢する日本の株価上昇も、外国通貨(例えばドル)建てで見ればそんなに大きく上昇しているわけではありません。

つまり「円安」は、グローバルに見た日本の富や所得の価値を減価させているのです。そして企業にとってコスト上昇要因ともなり、日本の経済成長力を低下させます。
  
 

   
一方、民主党はというと、その政策TVCMをたまたま目にしました。 その第一声が「夢は正社員になること」とのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=-ZegL8KOtTM 

  

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アベノミクスに対抗する経済政策として、そんなセコいことしか考えられないとは、何とも情けない。 アベノミクスに代わる有効で本格的な代替案をまともに提示することができていません。 こんな不甲斐ない野党第一党では、自民党安倍政権に対しては到底勝ち目はないでしょう。

とりあえず、きょうのところの感想です。


12月10日追記:他の政党はどれも、さらに惨憺たる状況だと感じます。
残念ながら、原発再稼働・推進を明確に打ち出し、安倍政権の円安リフレ政策を批判し代わる具体案を提示できる政治勢力は見当たりません。
ともかく日本経済の潜在成長率を引き上げる経済政策(まずは法的根拠なしに止めている全原発を再稼働させ、エネルギーのボトルネックを解消することが必要)を、真剣に考えている政治家や政党が存在しないのが大きな不満です。 いまだに原発ゼロを金科玉条のように掲げている政党があるのには驚き呆れます。すべてが大衆迎合ポピュリズムに走っているのではないでしょうか。


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また、私が他の多くのブログやサイト等で、いわゆる「荒らし」を行なっているとか、多数のハンドルネームを使い回して嫌がらせの書き込みをしているなどの虚偽の情報が流されたりもしています。

私がネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(本年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(本年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、地元前国会議員N氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」というオピニオン投稿・議論サイトだけに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。

 

 

原発のリスクは非常に小さなものです。 今の日本で「青酸カリ」と「お酒」、どちらがリスクが大きい?

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反原発派の旗手、菅直人元首相が「原発ゼロ」を街頭で訴えても、誰も聞く人がいない。 警備のSPも手持ちぶさたのようです。 もはや「原発ゼロ」が非現実的なことは、みんなしだいに分かってきたようです。 一部の「反原発利権屋」や「自然エネルギー利権屋」がうごめいているだけかもしれません。


 


今回の衆院選でも、原発はやはり争点(以前よりかなり小さくなりましたが)の一つで、いまだに「原発ゼロ」を主張する政党や政治家が存在するようです。(下の表をご参照ください)
    
ところで、今の日本で「青酸カリ」と「お酒」、どちらがリスクが大きいでしょうか?
同様に「原発」と「お酒」では、どちらがリスクが大きいでしょうか?
実は「青酸カリ」や「原発」よりも、「お酒」の方がはるかにリスクは大きいのです。
       
実際「お酒」による悲劇の方がずっと多く深刻です。 毎年「お酒」が原因で命を落としたり体や精神を損なう人は数えきれないでしょう。「お酒」のリスクは想像以上に大きなものです。 「たばこ」のリスクもその点で同様です。
一方工業用に不可欠な「青酸カリ」は日本では厳重に管理されており、リスクとしては小さいと言えます。
同じように「原発」のリスクも、マスコミや反原発派が大騒ぎするほどのものではありません。 確かに「原発」は危険で甚大な被害を出す可能性があります。しかし、リスクとしては非常に小さなものです。
     
なぜなら、『 リスク =  被害 × 確率 だからです。
      
この理論的に当たり前のことが分からない民主党政権が、法的根拠もないまま、罪のない原発を全て不当に稼働停止するという暴挙に出て、異常事態が生じています。 そのせいで、日本経済は大打撃を被ることになりました。 日本の潜在経済成長率を引き下げる一因にもなっています。
         
マスコミにとっても、「飲酒や喫煙のリスク」より「青酸カリ殺人」や「原発事故」の方が、大衆を感情的に煽りやすく、ニュース記事にしやすいのです。 まさにポピュリズムです。
        
こうしたことも理解できない(しようとしない)から、「反原発派は頭の悪いバカばかり」と評論家や原子力の専門家から悪口を言われるのです。
さらに、国内だけでなく、米ロ中韓その他各国からもバカにされるでしょう。
         
いくらポピュリズム的に政争の具にしやすいと言っても、「原発ゼロ」はとんでもなく愚かなことです。
ドイツはチェルノブイリ事故を受け、原発ゼロ政策をとりましたが、もはや失敗は明らかになっています。 近くその政策は見直されるようです。
     
日本は、原子力規制委員会の審査と並行して、定期検査の済んだ原子炉から順次直ちに稼働させるべきです。 一刻も早く今の異常事態を解消する必要があります。


12月12日追記: 現時点での各政党のエネルギー問題に対する姿勢は以下の通りです。

 

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