天皇の国事行為の一つ 御名御璽(ぎょめいぎょじ=天皇の署名押印)
皇居(天皇の住居) この広大な土地は他に転用してもっと有効活用できるはず
(子供版)
きょうも、天皇について、学校ではあまり触れないことをお話しします。
現在の皇室の構成員を見れば、近い将来皇族の大幅減少が避けられません。 皇室の消滅も現実味を帯びてきており、そこで政府はその対応を検討しています。
しかし、これまで色々意見が出ていますが、皇室に存続させるだけの価値が、はたして本当にあるでしょうか。 無いと言わざる得ません。
「2674年万世一系(ばんせいいっけい=天皇の血統が永遠に続くこと)の歴史の重み」とか、「古来より皇室は日本の伝統・文化そのもの」、「日本は天皇を中心とする神の国」、などということを本気で信じているオメデタイ人間は一握りの狂信的天皇信者だけです。
天皇や皇族に対して、心の底から畏れ(おそれ)多いと感じ、敬愛の念を持っている人が、いったいどれほどいるでしょうか。 現在の日本国民の大部分は、建前はともかく「本音では」、皇室なんかどうでもいいと思っているのは明らかです。
したがって、無理して、まして国費まで投じて、皇室の維持や拡大を図る必要はありません。
このまま皇室が消滅しても何も問題は生じないし、一部の人たちが言うような、「日本が日本でなくなる」ということは絶対あり得ないデマにすぎません。
また天皇がいなくなると、憲法が定める国事行為ができないと騒ぐ人がいますが、これも問題ない。 国会で成立した法律への御名御璽(ぎょめいぎょじ=天皇の署名押印)や国会が指名した首相の任命などは、もともと形式的儀礼的なもので実質的意味はない(天皇に拒否権なし)ため、国会(衆参両議長)がやればよい。 その他の国事行為も実質的意味を持つ機関の長が行えば問題ありません。
そしてそのうち折を見て憲法も実態に合わせた改訂をすればよい。
また、天皇制度がなくなれば、大統領を置く必要があると言う人もいますが、これも必要ありません。
別に形式的な大統領なんか設けなくとも、今の議員内閣制のままで十分国政は機能します。(事実今も、天皇や大統領がいなくとも動きます。)
今の天皇明仁氏が死んだら、天皇制度を廃止して、残った皇族は民間人にし、特別公務員などとして働いてもらえばよいでしょう。 本人たちもその方が幸せなはずです。
(つづく)
追記:
よく、このブログを読んだ年配者や右寄りの人物から、「畏れ多くも皇室の方々に対してそのもの言いは不敬だ、けしからんと」という趣旨の強いお叱りを受けたり、不快の念を示されたりします。 時には脅迫まがいの電話も。
彼らによれば、例えば徳仁氏の長女「愛子くん」は、正しく「愛子内親王殿下」と呼ぶべきだとのこと。(実はそんなことはよく承知しています。)
しかし、私はかねてより、皇室に対して畏れ多いという気持ちや尊敬の念は全く持っていないので、敢えて普通の第三者への対応と同じにしています。
今後も、「天皇皇后両陛下におかせられましては・・・」とか、「皇太子同妃両殿下」、「崩御、薨去、先帝陛下、今上陛下」といった言葉づかいをするつもりはなく、天皇制度を擁護するつもりも毛頭ありません。
その点どうかご了解願います。
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