旧皇族の子孫で皇室研究家の竹田恒泰氏によると、『皇室が尊いのは、国の統治者となった家系が2千年以上、男系で125代も続いてきた、万世一系の歴史の重みが尊い』、ということだそうです。
しかし、同氏の言う「2千年以上」・「男系」・「125代」・「万世一系」は果たして真実でしょうか。 実は、歴史学的な根拠は極めて薄弱。 さらに科学的には全く根拠がありません。
同氏や渡部昇一氏など天皇崇拝国粋主義者が、そうあって欲しいと願望し、信じ込んでいるだけのことです。
もし仮に真実だったとしても、そんなことにどれ程の価値があるのでしょうか。 何の値打ちも無いし、「歴史の重み」などとは到底言えません。
皇室に尊い価値があると主張される方は、なぜそう思うのかお聞かせいただければ幸いです。
© 2013 HIRAI HIROAKI