昭和天皇 裕仁(ひろひと) 87歳没 1901. 4. 29-1989. 1. 7 在位1926.12.25-1989. 1. 7
またしても上の写真の人物について書いたブログの記事に関して抗議の電話がありました。(年配らしき男性で、身元は尋ねても明かしませんでしたが、何か皇室奉賛会のようなものを主宰している感じでした。 前回と同一の人かもしれません。)
「先帝陛下を、人間のクズ、とは何事か! 不敬を詫びよ! 先帝陛下に戦争責任なんか全くない。ふざけるのもいい加減にしろ。あんたのブログは問題になっている。ブログの文章と皇室の方々の写真を全部削除して謝罪文を載せろ」とのこと。 相当に憤慨していました。
それに対し、以下のような趣旨の返答をしました。(こちらが話している途中でも、先帝陛下を呼び捨てにするな!などと怒りのせりふが飛んできました。)
大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)に関して「天皇裕仁の"取り巻き組織"」が戦争責任を問われるのは当然ですが、天皇裕仁も、形式的性格が強かったものの、軍の最高指揮権者(つまり戦争の最高責任者)でした。全ての軍の命令は天皇の命令であり、兵士も「天皇陛下万歳」「天皇陛下に命を捧げる」と言って死んでいったのです。
裕仁は凡庸無能でしたが、戦況について十分報告を受け、それなりに色々口出しをして大きな影響を与えています。例えば、特攻について、裕仁が「よくやってくれている」と褒め讃えたがために、それを機にあの非人間的特攻作戦が拡大の一途をたどり多くの若者の命を奪いました。また裕仁は万歳突撃や玉砕戦法も是認しています。
また、敗戦必至の時期になっても、重臣からの戦争終結の提案に対し、「国体護持のために、もう一撃加えてからでないと話は難しい」旨返答して一撃講和論に同調し、早期講和論に反対しました。
結果論に過ぎませんが、裕仁が全く黙っているか早期講和を促がしていたら、東京大空襲も沖縄戦の悲劇も、広島・長崎の原爆も無かったかもしれません。政府や軍の首脳陣だけでなく、裕仁の頭の中も、国民の生命財産を守ることより、天皇統治体制(国体)の維持が最優先課題でした。
そして敗戦直後、米国の占領政策の都合で、戦犯指定を免れると知るや退位もせず積極的に米軍に協力します。そしてサンフランシスコ講和後も、最低限の「説明」責任すら果たさず、原爆被爆者の怒りを買う不用意な発言をしたりしながら、能天気に生き延び天寿を全うしました。
東條英機や板垣征四郎のみならず、文官の広田弘毅までが絞首刑なら、彼らの上長であり戦争遂行の最高責任者であった裕仁も絞首刑が当然であり世界の常識です。 きちんと裕仁も処罰して、けじめをつけるべきでした。 現在の会社という組織でもそうです。名ばかり社長でも、立場上責任を取るのが当たり前。重大な不祥事について、社長が指示したわけでもなく、知りもしなかったとしても、責任を取り辞任するのが世の道理です。 トップの責任逃れ体質は日本のお家芸なのでしょうか。
こうしたことがあるのに、どうして裕仁に全く戦争責任がないと言えるのですか? こにような裕仁を「人間のクズ」と言ってなぜいけないのでしょうか?
ブログの文章も写真も削除するつもりは全くありません。
この返答に対して、先方は、とにかくケシカランとわめくばかりで、筋の通った反論は一切無く、「勝手にしろ、どうなっても知らんぞ」と捨てぜりふを残して一方的に電話を切ってしまいました。
お電話をくださった方へのお願い:このブログでは、反論コメントも真面目なものであれば必ず掲載しますので、ぜひきちんとした反論をお寄せください。
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