ところが中味は、外観の可愛さとのギャップに驚かざるを得ません。
機械としての造りや性格がドイツらしい剛健さと入念さにあふれています。 ハンドルは重い、ペダルやスイッチ・レバー類の動きも渋く硬い、乗り心地も極めて重厚で安定感があります。 特に高速走行には自信があるらしく、速度計が220km/hまで刻んであります。
また当時の小型大衆車としては珍しく安全対策に大きく力が注がれ、衝撃吸収構造のボディ、前席は両席エアバック、後席は3人分のヘッドレストを付けています。
ただ大衆車ゆえ、防音・防振はあまり配慮されず、音と振動でエンジンの調子がよく分かります。 パワステのアシストも弱く設定してあるため、タイヤと路面の接地感がハンドルにしっかり伝わってきます。 それらは、まさに機械を操作している感覚を与えてくれ、むしろ好ましいものです。
このクルマ、1997年度のグッドデザイン賞(商品デザイン部門)を獲得しています。 事実とても良いカタチ・デザインだと、私も非常に気に入っています。 実は購入動機の第一がこの外観デザインでした。 マグマレッドという派手な赤色にも魅せられました。
また、2000年に放送されたテレビドラマ「ビューティフルライフ」でヒロイン(常磐貴子)の愛車として、これと同じ赤色の「ヴィータ」が採用され人気車種となり、急に品薄になったというエピソードもあります。
しかしさすがに今では、オペル社自体が日本を撤退したこともあり、「ヴィータ」を街中で見かけることはすっかりなくなってしまいました。 もはや骨董品の域に入ったのかもしれません。
もうこうなったら手放す気はなく、どちらかの寿命が尽きるまで乗ってやろうと考えています。
もし「ヴィータ」を今でも乗っておられる方がいらっしゃれば、ご連絡いただければとも思います。
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私が政治経済社会問題に関してネット上でやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙る偽者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」,「NEWS PICKS」,「iRONNA」,「THE HUFFINGTON POST 」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。
1998年5月に購入以来もう17年以上、この「ヴィータ」というドイツ オペル社製の小型車(1.6m×3.7m)に乗っています。 一応外車ではあります。 が、「ベンツ」や「BMW」といった、いかにも「外車」な奴とは全く違って、見た目は国産コンパクトカーといった趣です。