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反原発運動は、むしろ人命を軽視しています。

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反原発デモの先頭に立つ大江健三郎氏  原発の稼動停止は、むしろより多くの人命を危うくすることに考えが及ばないのでしょうか。大江健三郎27


5月21日、福井地裁は、とんでもない判決を出しました。 世の中に「具体的な危険性が万が一にも無い」事象なんてあるのでしょうか? ブログ用\大飯原発16


何度もしつこく書きますが、反原発派の人たちは、理数的思考ができない、あるいはそれを避けて通る傾向が強いようです。

よって、反原発派は、合理的な理論ではなく、移ろいやすく熱狂しやすい国民感情に、その拠り所を見出しています。

   

事故の被害がどんなに重大でも、事故の発生確率が十分小さければ、リスクは小さくなります。

つまり、リスク=事故被害の重大さ×事故発生確率 ということです。

ところが反原発派の人たちは、このことを理解しません。 あるいは理解しても「事故発生確率」を100%と考えます。 要は発生率を無視して事故被害の重大さだけを考え、それがそのまま原発のリスクだと言うのです。 しかしそれは明らかに誤った主張だということは、この数式を見ればみなさんもお分かりになると思います。
 
また、世の中の全ての事象は、「ゼロリスク」(事故発生確率が0%)はあり得ません。
にもかかわらず 5月21日、福井地裁は、事故発生確率が0%でない限り原発の稼動を認めないという、とんでもない判決を出しました(現在控訴中)
判決要旨の全文→ http://www.news-pj.net/diary/1001

旅客機墜落での死傷や巨大隕石衝突による人類滅亡のリスクを、本気で心配して日常生活を送る人はいないでしょう。
原発も同じことです。 事故発生確率が極めて小さいため、原発稼動によるリスクは非常に小さなものです。原発に怯えて暮らす必要はありません。
むしろ、喫煙や飲酒、自動車運転のリスクの方がはるかに大きいのは明らかです。心配して対処すべきはこれらの方です。

さらに、原発停止による電力供給の不安定化がもたらすリスクの方が、原発稼動のリスクよりはるかに大きいのも明白です。電力の余裕ある安定供給が損なわれ大規模停電が突然発生すると、多くの人命が危険に晒されます。 病院の医療設備や家庭内の生命維持装置、熱中症、交通信号機・・・等々。

従って、全ての原発を直ちに再稼働させるべきです。 原発の稼動によって、電力の余裕ある安定供給、電気料金の引き下げとそれによる企業(特に中小企業)の収益改善、電力会社の経営体力・財務体質の強化、NOX等大気汚染物質やCO2の排出削減を図らねばなりません。
 

また長期的に見れば、もし原発を停止したままでは火力発電に大きく依存せざるを得ず、大気汚染によってじわじわと人命が失われます。また地球温暖化を早め人類への危機を大きくします。

このように人命に対するリスクは、原発停止の方が、原発稼動より大きいのです。

 

反原発を声高に唱える大江健三郎氏坂本龍一氏細川元首相小泉元首相はこうした点をどう考えているのでしょうか。

みなさんはどう思われますか?
    

おバカな仕草をして反原発集会にタクシーで駆け付ける大江健三郎氏

大江健三郎43改
             

(補足)

本題から少しそれますが、大江健三郎氏はかつては、原子力エネルギーの活用に好意的であり、さらに中国の原爆実験の成功を賞賛すらしていました。

また、文化勲章を拒否したのはよいのですが、ノーベル賞は嬉しそうにちゃっかり受け取っています。 欲しくて欲しくて仕方なかったようです。

本人は反体制を貫いているつもりですが、ニセ者と言わざるを得ません。 実は反体制から程遠い安全地帯に身を置き、権威主義的な態度が目立ちます。

大江健三郎氏は、坂本龍一氏と並んで私の嫌悪する唾棄すべき人物の代表格。 彼らからは、原発問題のような高度で複雑な課題を、現実的に解決するための示唆は何も得られません。 


追記:
もちろん、航空機と同様、確率は非常に小さいものの、原発がいつかは再び重大事故を起こし、今度は大量の死傷者がでる可能性はあると、私も思っています。
ただ、航空機のリスクが十分に小さいのと同じように、原発のリスクも十分小さい(航空機よりはるかに小さい)ものです。
さらに原発のメリットとデメリットとを比べれば、前述の通りはるかにメリットの方が大きいので、原発の稼動を停止すべきなどという発想は起きません。
従って、事故発生確率を一層小さくする対策をとりつつ原発の稼働(より安全な新型原発の建設も含む)を促進し、先に述べた原発から得られる数々のメリットを享受する道の方を選択すべきだと考えます。

© 2014 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止


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相変わらず、私(平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役社長)になりすまし、ネット上のあちらこちら(例えば「保守速報」や津川雅彦氏等の芸能人ブログなど)に、くだらない愚劣な書き込みをするケースが多数発生しています。 私に無関係な、嫌がらせ、悪ふざけ、他人を騙る虚偽発言、茶化し、暴言、脅迫など悪質なコメントが多数ばらまかれています。

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