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かんちがい小説家三島由紀夫のこっけいな事件

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1970年11月25日 事件当日の新聞夕刊

三島由紀夫 1970年11月25日 自衛隊市ヶ谷駐屯地

 

 

学生時代の三島由紀夫

 

小説家として本格デビューした頃の三島由紀夫 1948年

 

何度も映画化された小説「潮騒」 写真は一作目 1954年

 

青年期のコンプレックスからか、肉体改造に取り組む

 

「武士道ごっこ」に傾倒し、切腹を自演する

 

小説「憂国」を、自ら主演・監督し映画化する

 

「楯の会」を結成 「兵隊ごっこ」を始める 1968年

 

 

小説家三島由紀夫の世界中を驚かせた割腹自決事件から半世紀の節目を、本年(2020年)11月25日に迎える。
右翼活動家や狂信的三島信者が、それに向かって、またそれを機に軽はずみな行動を起こす恐れがある。

実際、同氏を肯定的に再評価する機運が最近生まれつつある。

 

たしかに「仮面の告白」など前半生の作品は素晴らしいと思う。なかでも「潮騒」(1954年)は何度も映画化された健全な作品だ。

事実同氏はノーベル文学賞の候補に挙がった。

 

しかし、晩年の作品「憂国」(1961年)や「豊饒の海」(1965-1970年)は、常人の理解の及ばないところあり、あの壮絶な最期にもつながる。

三島由紀夫の自決劇に大仰な意義を見出して神格化するのは間違いだ。

同氏はひどく勘違いし、滑稽な死に方をしただけである。
ひ弱な文学青年(実際青びょうたんと渾名されていた)が、晩年、「武士道」や「天皇」「日本文化」に、自分勝手な誤った誇大妄想を膨らませ、ボディビルやボクシング、武士道ごっこ・軍隊ごっこに走り、現実から遊離していったのだ。

 

したがって「三島由紀夫」をいたずらに過大評価するのは、とんでもなく滑稽な事態を再び招くことにつながる。

自決当日のあの「檄」《・・・われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、・・・われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを夢見た。・・・》にたぶらかされてはいけない。

 

なお「檄」の全文は以下を参照してください。

http://sybrma.sakura.ne.jp/348mishima.gekibun.html

 

                                               

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私が政治経済社会問題に関してやり取りがあったのは、竹田恒泰氏とその支援者1名、百田尚樹氏、櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏(2014年4月17日分まで。それ以降の書き込みは私の名を騙るニセ者です。)、津川雅彦氏(2014年3月25日分まで。)、大日本皇國氏、衆議院議員長尾敬氏の8名のサイトおよび「BLOGOS」「NEWS PICKS」「iRONNA」「THE HUFFINGTON POST」「アゴラ言論プラットフォーム」というオピニオン投稿・議論サイトに限られます。 これら以外のサイトには一切関係していませんのでご注意ください。

 


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