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原発のリスクは非常に小さなものです。 今の日本で「青酸カリ」と「お酒」、どちらがリスクが大きい?

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反原発派の旗手、菅直人元首相が「原発ゼロ」を街頭で訴えても、誰も聞く人がいない。 警備のSPも手持ちぶさたのようです。 もはや「原発ゼロ」が非現実的なことは、みんなしだいに分かってきたようです。 一部の「反原発利権屋」や「自然エネルギー利権屋」がうごめいているだけかもしれません。


 


今回の衆院選でも、原発はやはり争点(以前よりかなり小さくなりましたが)の一つで、いまだに「原発ゼロ」を主張する政党や政治家が存在するようです。(下の表をご参照ください)
    
ところで、今の日本で「青酸カリ」と「お酒」、どちらがリスクが大きいでしょうか?
同様に「原発」と「お酒」では、どちらがリスクが大きいでしょうか?
実は「青酸カリ」や「原発」よりも、「お酒」の方がはるかにリスクは大きいのです。
       
実際「お酒」による悲劇の方がずっと多く深刻です。 毎年「お酒」が原因で命を落としたり体や精神を損なう人は数えきれないでしょう。「お酒」のリスクは想像以上に大きなものです。 「たばこ」のリスクもその点で同様です。
一方工業用に不可欠な「青酸カリ」は日本では厳重に管理されており、リスクとしては小さいと言えます。
同じように「原発」のリスクも、マスコミや反原発派が大騒ぎするほどのものではありません。 確かに「原発」は危険で甚大な被害を出す可能性があります。しかし、リスクとしては非常に小さなものです。
     
なぜなら、『 リスク =  被害 × 確率 だからです。
      
この理論的に当たり前のことが分からない民主党政権が、法的根拠もないまま、罪のない原発を全て不当に稼働停止するという暴挙に出て、異常事態が生じています。 そのせいで、日本経済は大打撃を被ることになりました。 日本の潜在経済成長率を引き下げる一因にもなっています。
         
マスコミにとっても、「飲酒や喫煙のリスク」より「青酸カリ殺人」や「原発事故」の方が、大衆を感情的に煽りやすく、ニュース記事にしやすいのです。 まさにポピュリズムです。
        
こうしたことも理解できない(しようとしない)から、「反原発派は頭の悪いバカばかり」と評論家や原子力の専門家から悪口を言われるのです。
さらに、国内だけでなく、米ロ中韓その他各国からもバカにされるでしょう。
         
いくらポピュリズム的に政争の具にしやすいと言っても、「原発ゼロ」はとんでもなく愚かなことです。
ドイツはチェルノブイリ事故を受け、原発ゼロ政策をとりましたが、もはや失敗は明らかになっています。 近くその政策は見直されるようです。
     
日本は、原子力規制委員会の審査と並行して、定期検査の済んだ原子炉から順次直ちに稼働させるべきです。 一刻も早く今の異常事態を解消する必要があります。


12月12日追記: 現時点での各政党のエネルギー問題に対する姿勢は以下の通りです。

 

© 2014 HIRAI HIROAKI 無断転載禁止

 

 


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